鳥越俊太郎さん、師匠と呼ばせて下さい！

今夜、くりぃむしちゅーのクイズ番組に、鳥越さんが出演されてたけど。
どっから見ても癌患者なんて思えないほどお元気だった。
大腸癌から肺、肝臓転移。
それでもあんなにお元気！
癌患者の鏡だょね。
とにかくあの明るさ。
ただ単に、前向きというのでは無く、いろんな覚悟、というか、全てを受け入れる潔さというか…それがあってから故のポジティブさ。
本当に見習わなければならない。

鳥越さんとの出会いは三年前。
大学病院の医療従事者対象の講演会に、しれっと参加した時のこと。
講演会が終わり、お忙しい彼は翌朝のスーパーモーニング出演もあるからととんぼ返り。
会場前にはすでにお迎えの黒塗りの車が…
それに乗られる寸前に、車に向かって歩いてらっしゃる鳥越さんに、ささ〜っと近寄り、
「鳥越さん。素晴らしい講演、ありがとうございました。
私は乳がんの肝転移と闘っています。これからの闘病の支えにさせて頂きたいので、一緒にお写真撮らせていただけないでしょうか？」と！よくもまぁ、厚かましくも言えたもんだ。
すると、意外にも、
「いいですょ。頑張りましょうね」と仰ってくださった。
周りの人だかりから、「きゃー、なんであの人だけ写真〜？」なんて、白い目を浴びせられつつ、ツーショット撮らせて頂いたのでした。
今もたまに眺めてはパワーをいただいております。

しかし、よう話しかけれたよな、アタシ。
あの人だかりの中で。
とにかく、あの頃は肝転移後の治療（ハーセプチン、ナベルビン）に入って間も無くで、

もう何でも思い通りにやる！後で後悔しても、知らんよ〜！

って感じだった。
怖いもの知らずというか何というか…
あれから3年の間に3回講演会に行かせていただきました。
その都度、あの鳥越節に絶大なるパワーを頂いております。
ずっとずっとお元気でいらしてください。
私たち癌患者の師匠ですから！

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