がん治療の真髄って…。

最近、ブログ村でも抗がん剤終了し、脱ヅラ間近な方、多いですね！
も〜、早く伸びてー！！！
って思い、分かる！
もうとにかく頭がぎゅうぎゅう締め付けられるようなあの圧迫感。何かかぶった感に耐えきれず、え？ってくらいの長さにて脱ヅラ。
頭になにも乗っかってなく、風をきって歩いた時のあの開放感！
今でも忘れられない程だ。

なんか、脱毛後の毛生え状況ってホントに不思議なんだょね。
まず、前髪がいっこうに伸びない（ように感じる）。それとは反したかのように、後ろ髪はどんどん伸びる。しかもぐりんぐりんの癖っ毛。
あれ、何でなんかなー？
私は段が揃うまで、とにかく切って行きました。ぐりんぐりんの部分を。
そしたらサラサラのボブに戻りましたょ。

再発後のナベルビン、ゼローダ、タイケルブでは少しは抜けたがつるりん脱毛はせず、今に至っております。
思うに私。
再発してからはとにかく脱毛しない薬を選択してたんやない！？
それほど脱毛はこたえた。

そして現在。
脱毛はそれほど無いけど、全体的に以前より量少なく、で、またもや癖っ毛状態に。耐えきれず、襟足のぐりんぐりんをぶち切りました。
一番はやはり手足症候群に口内炎がツライかな…ゼローダ2週目になると一気に増える。
ここの所、だんだん肌寒くなって来たかと思うと一気に出だした肌のカサカサ感。
あー、嫌だな。この枯れ枝状態…
エンドレスに続く治療。。。心の萎え感をどうやって立ち直らせるか？
要するに、がん治療の真髄はそこにある気がする。
薬や新しい治療法はこの先どんどん出て来るのだろう。でも、その治療に立ち向かえるだけの心は自分自身でどうにかするしか無い。
私がこの7年間でやって来たことをちょっと書いてみますね。

1・本を読む。（これは私の場合ですが、本を読むと妄想癖に輪がかかった。もちろん良い意味の）
2・家族や友人と笑う。笑えるようなことをする。
3・ちょっと先の未来を想像する。計画を立てる。
4・やりたいことはやる。（出来る範囲での）
5・落ち込む時は落ち込み、泣きたい時は泣く。（そういう自分を否定しない）
6・がん治療の主治医でなくてもいい。自分が何でも話せる、聴いてもらえるドクターを探す！
7・自分を客観視してみる。

まだ出てきそうだけど、こんな感じです。
再発するたび、泣き、震えるほどの恐怖が襲って来る夜もあり…
でも、結局、どうあがいたところでなるようにしかならないし、今、自分にやれることをやろう。
そう思ってどうにかこうにかやって来た気がする。
それは今からも変わらないかな…

今、在る自分が自分なんだもんね。。。

夕暮れに空を見上げてみる。
あぁ…きれい…
明日も日は昇るし、きっと私はそれを見るだろう。
私は生きてる。。。

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