10年の時が経って


12月11日・水曜日。
横浜に住んでいた時の友人3人が会いに来てくれた!
お1人はご主人のご実家が九州なので帰省される時に年に一度ほど会っていたのだけど、お2人は私が横浜を出て初めての再会。娘が臨月の時だったから10年以上ぶりだ。
もとはといえば子供達(長男)の同級生のママ友。長男が1歳半の頃。お2人は幼稚園から。だけど、なんだろう、ずっと以前からの大切な人たちだったようなこの感覚…。


初めての子育ては戸惑うこともあったが、お互いの家でおんぶしながらお茶したり、何処の幼稚園にするか、散々迷い、そして幼稚園で集結!
子育てが私の闘病と重なるように、横浜はちぐの闘病と重なっているとも言える。
以前ここでも書いたが、次男は先天性のワールデンブルグ症候群をもって生まれ、それに起因するヒルシュスプルング病、感音性難聴、更には自閉症を合併していた。
出産翌日に人工肛門造設術を、11ヶ月の時に根治術(人工肛門閉鎖、大腸神経節細胞欠損部分切除)。
あの古い国立小児病院(現、成育医療センター)での10時間以上に及ぶ手術、暗い廊下。
長男を預かってもらっていて、夜も遅くに夫と2人疲れ果てて迎えに行き、
「とにかくまず食べて!」
とご馳走になったカレー(さつま芋入り!)の味。
東横線、渋谷からバスを乗り継ぎ、面会に行って帰り着き(またもや長男預かってもらい)、
「お疲れ様〜、とにかくまず食べて!」
とこれまたご馳走になったあったかい豚汁。
娘妊娠中の切迫流産の時は長男幼稚園の送迎をしてくれ、買い物まで。
「◯◯(←ちぐ)ちゃん、ここのツナサンド好きだから買って来たよ」


子供達もみんな一緒のホームパーティ。長男もちぐもいつも一緒だった。
ちぐのハンデなんてなんでもない事だった。
マンション下の◯◯公園でちぐがほんのちょっとだけ歩けた時、それを見てくれた時の喜びよう…。長男と鉄ちゃんは林の中に入り込んで探検ごっこの真っ最中。夕焼け空がとても綺麗で公園の中も、子供達の笑顔もオレンジ色に輝いていた。
私が横浜で頑張れたのはみんながいてくれたからだ。
本当に本当に楽しかった。

そして引越しの日、みんなで部屋に集まってくれて…。




一気に回想してしまったけど…。
そんな濃い日々を一緒に過ごした彼女たちが会いに来てくれた。
でも、10年、正確には11年余りの時の隔たりなんてなかったかのような、まるで日頃もお茶してるようなあの感覚。
あのスーパーのパン屋さんはまだあるかとか、大◯山の小児科の先生は元気?だとか、パティスリーピ◯ンのマスターは?だとかでひとしきり盛り上がって。
話はこれからだという時にもうお別れの時間が。あっという間の2時間…。
涙涙だったけど、彼女たちの背を見送りながら
「きっとまた会えるよね…」
いや、絶対会う!と心に誓いました。


会いに来てくれて本当にありがとう。
そして彼女たちの九州行きをご理解くださったご家族の皆様、本当にありがとうございました。



また会える日まで。。。




横浜から引越す時、みんなに渡した絵本。
子供達が一緒に写った写真も小さなアルバムにして。
今も大切に持っていてくれた。
ありがとう。。。






いつも「ここ」へいらしてくださりありがとうございますm(_ _)m
ブログ村ランキング参加中です。PINKのボタン、ぽちっと応援くだされば嬉しいです。励みになります