寄り添う辛さ


年が明けたと思いきや、もう三日が過ぎようとしています。
お正月気分も今日までかな…
最近はコンビニもあるし大型ショッピングモールなども休みなく。
私が子供のころなんて、三が日は開いてるお店などなく、外に出ればシーンと静まり返っていて、なんとなく情緒的…。
こういった風情もこの先どんどん失われて行ってしまうのかな…。
昔ながらの日本の在り方はずっと受け継がれていつまでも守られて欲しいものです。
日本人として。
大切なことなんじゃないのかな…。


今日は、午後のひと時、ちょっとの時間だったけど、友人とお茶して来ました。
お互いの時間が合わず、すぐ近くに住んでるのに会うのは8ヶ月ぶり。ありえんよね!
彼女とは物心ついた頃からの仲で、小学校から一緒。友人というより分身?みたいな…。運動会のリレーでも必ずどちらかがスタートで、どちらかがアンカー。
でも彼女は転校することになり、二人は離ればなれに…
そしてハタチ過ぎた頃?彼女が戻って来て再会。10年のブランクなんぞ微塵も感じず。
お互い独身の頃は、毎週末ドライブに行ったり、それこそ大晦日と言おうものなら24時間営業のファミレスで朝まで語り合ったものです。二人とも目ちゃあ虚ろでヘベレケになって…(笑)深い話は勿論、深さのかけらもない馬鹿話にも花が咲き……。
音楽の話なんかも尽きないのでした。
そういやSTRAY CATSの来日ライヴにも行ったな。
その後、私が横浜に行ってしまったので、再び離れてしまいました。
時は経ち、私が横浜から戻って娘を出産。
夜中に「陣痛が始まった!」とメールすると、なんと産院までやって来て、産まれる明け方までいてくれて。
その二年後、今度は病気が発覚してしまいました。
「絶対大丈夫だょ!」私たちの祈りも虚しく…。細胞診の結果を電話で知らせると、その日に駆けつけてくれ、二人で抱き合って大泣きしました。
手術の一週間前、一緒に行ったピアノのリサイタルでもその音色を聴きながらまた泣いて…。
手術の直後、麻酔の醒めきらない朦朧とした意識の中で「頑張ったね…」と見つめる彼女の声がしました。
術後の定期検査の結果が大丈夫だった時の喜びようたるや……。
でも今、どんな気持ちなんだろ…。
プラスな事しか口にしちゃダメだという彼女。
どっぷりとマイナスに陥ってる時の私を見るのはしんどいだろぅな…。
「病気になって…
子供達や家族にごめんね…っていう気持ちでいっぱいになる…。」って言った時も、
「それはおかしいょ、そんなこと思わんでいいって。自分のせいでなったわけじゃないやん。たぁが謝ることじゃないょ。」
肩からスッと力が抜けた気がしたょな…
そんな彼女と、三年くらい前から、
「お互いの誕生日にお揃いのものを買おう作戦」という条約を結びました!その条約、ずっと守れるよう、頑張らなきゃな!
彼女からの年賀状にはこう記してありました。
「貴方は私の宝です」
……ありがとう……(泣)