うまれる


観て来ました。


「うまれる」は、妊娠,出産,育児をテーマに、
命の尊さ、自分自身の原点、家族の絆、人との繋がり、そして生きることを考えるドキュメンタリー映画です。
テーマは…
• 妊娠、出産
• 胎内記憶
• 誕生の神秘
• 流産、死産
• 産まない決断
• 周産期医療の現状
• 様々な産み方

とありました。
この物質社会の中で、どうしたら人は
満たされるのか?
本当の幸せとは?
私たちはどこから来て、どこへ行くのか?


新聞にも載ってたので、ずっと気になってました。
でも、この寒さと、いまいちの体調で、無理かな…と半分諦めかけてたのですが、7日までだと聞き、「やっぱ行かなきゃ!」と。
思いきって行って来ました!
「貴方と観たい!」と、ずっと誘ってくれてた友人と。
映画が始まり、タイトルが出る前の画像で、宇宙の中にたくさんの丸い光輝く粒があり、それらが、雲の中にぽっかりと開いたホールから、地球に降り注いで行くシーンがありました。
わたくし…その時点ですでに号泣…。
人間って…
いろんなこと、ほんとうに大切なことを少しずつ忘れてしまう。
いや、心の何処かにはあるのだけれど、日々に流されてしまっている。
子供たちにも、つい、勉強はしてるの?
あれしなさい、これしなさい…。
もう、そんなことはどーだっていい!
たいしたことではないんだって思えました。
この子たちが産まれたときのこと、
陣痛の苦しみ……
産まれた瞬間のあの何とも言えない気持ち……
ありありと蘇って来ました。

この世にうまれて来た…

そのこと自体が奇跡なのです。
そして、今日という日を生きていられることも。
今、この瞬間を一緒に過ごしていることも。
全てが、もう全部奇跡なのだと思いました。

「子供はママとパパを選んで産まれて来る」
という胎内記憶をポジティブなメッセージとして扱っており、そこに科学的根拠は必要ないのでは?と…。
そして…。この世にうまれることが出来なかった命もある。
どんなに生きたくても生き続けることが出来なかった命もある。
今、生きている人たちは、その事も、決して忘れてはならない。

この先どんなに文明が発達しようと、生命の神秘には到底かなわないな…
いや、かなってはならないなと思いました。
この映画は、もう、全ての人に観ていただきたい映画です。これを観て、一人一人が何かを感じ、その想いを大切にして行けば、この混沌とした世の中も、変わって行くんじゃないのかな…。


そしてそして…!
見終わって、ロビーでポスター見てたら…。
声をかけられ…
こんなとこで誰と会う?
うそーーー!
フクイさん!?耶馬渓在住のイラストレーター、フクイ ユキさん!嘘でしょー!?
もう涙出まくり、ハグしまくりでしたょ〜!(泣)
ほらね。
やっぱり宇宙な出来事。
12月半ばから上映されていて、この日が最終日。
……会うかね?偶然? いや、違うね。
これはまさに「引き寄せの法則
やっぱり宇宙よ!!!
今年、しょっぱなからの宇宙な出来事。
でも、同じ日に来たってのは凄いことだけど、この映画を観たってことは、視点が同じということなのです。
その事自体が嬉しい事でした。
音楽療法士、篠崎 智恵子先生お勧めの映画でもありました。
行けてよかった!
うん。
きっと大丈夫。全ては大丈夫なんだ。
そう確信出来た一日でした。



生きてるって凄いこと!!!
うまれるって凄いこと!!!
そして死ぬことも凄いこと…。
廻る、廻る、廻る………




フクイ ユキさんと…

フクイさん、映画に誘ってくれた友人、
わたくし。