「見つけたよ!沈丁花」

雨上がりの朝は素晴らしい。
全てが新しくうまれたかのように、キラキラと輝いてる。
いつも次男を送ってから神社にお参りに行くのですが…。
娘と私の梅の花は?
……あ〜、よかった。まだ咲いていました。
昨日の終日降り続いた雨で、散ってはいないかと心配だったのですが。よかった…。
神社内には、その他にも何本かの梅の木があります。



大木に囲まれてひっそり佇むその姿は、何とも言えない奥ゆかしさの中にも、凜とした強さを感じます。
朝は、日がさしていたのですが、小雨がパラついたり、何だか寒い週明けになりそう…。
そういえば。
先週、娘がお友達と遊んで息咳切らせて帰って来ました。
「ママ!ママの好きな沈丁花、いつも見に行くとこじゃないとこに咲いてるの、りーちゃん、見つけたょ!もう、まぁるく咲いてたょ。すっごいいい匂いだった!」
「え〜〜〜!ホントに?!どこどこ?教えてょ〜。」
「うん!ママ、絶対見に行ってょ!」
で、教えてくれた場所は、何と、いつも車で毎日通る道沿いの家の玄関傍なのでした。
全然気付かなかった‼
これだから駄目なんだょな。車ばかりじゃ。
もしかしたら、いろんなこと、い〜っぱい見落としてるのかも…
車に乗ってちゃ沈丁花の香りすらわかんないな…
歩かなきゃ‼


いかん。
私、ちょっと走り過ぎてる。
歩かなきゃ。
しっかり足を踏みしめて歩いて、周りをよく見なきゃ。
でないと、全てが空回りすることになる。



娘が教えてくれた沈丁花は、一つ一つの小さな花が開き、まぁるくなって、あのなんとも言いようのない香りが漂っているのでした。



音楽療法士、篠崎 智恵子先生のお宅の沈丁花。なんて素敵な…
お引越しの際にも、小さな苗を大切にお持ちになられたそうです。