おむすびの味


一昨日のリベンジ。
近場ですが。
娘は先日のお別れ遠足で来てる場所なんですけどね。
ここは園内に、図書館、美術館、滝のある庭園などがあり、シーズン毎に、桜、薔薇、睡蓮などの花々がとても綺麗に咲きみだれます。
滝の上のひっそりとしたスポットが好きなのです。


春休みといえども、夫のお弁当は毎日作ってるので、ついでに私たちの分も作りました。
夫は「弁当のメシくらい白米にしろよ」なんて言う。
子どもたちのは五分づき米。雑穀なんかを混ぜ込んだり。子どもたちは、分つき米や玄米に馴染んでしまい、「真っ白いごはんのほうがギョッとする。こっちのがおいしい!」と言う。ほんとに噛むほどに味わい深く、何とも言えず美味しいのに。
味噌汁にしても。私は 具沢山好み。
然しながら夫、「オレは永谷園の味噌汁みたいのがいい」
私らだけ具沢山なんて、はじめは気が引けたけど、本人からそう言われちゃあ仕方ない。
永谷園とまではいきませんが、夫のはあんまり具沢山にするのはやめてます。


話がそれました。
という訳で、私たちもお弁当持参。



桜も咲いてました。
もうちょっとしてからが見頃かな〜。



あぁ………
今年もまた桜の花を見ることが出来ました。
死を意識するような病になると、ことさら季節感に心をうばわれます。
それまで何にも思わなかった、四季の移ろいに言いようのない寂しさと、情緒的な感情がわき上がって来る。
人生は死に向かって歩んでいることをおもうと、全てのものが愛おしく感じられる。



陽があたるところはぽかぽかと暖かく、
食べ馴れたおかずも、お弁当にして外で食べたらまた違う味がします。


陽だまりの中、おむすびをほおばる子どもたちを見ながら、被災地のことをおもいました。
次男のような、自閉症の方々は大丈夫だろうか…という思いがどうしても消えない。



鯉の餌をハトに…
りーちゃん、そんなに撒き散らさなくても…