がんに一番効く薬

乳がん告知を受けてから、丸六年。
七年目に突入しました。
う〜ん…こうして文字にするとすごいですね。
早かったような…もうずっと昔のことのような…
あまりにも、いろんな状況を経験したからか?
もちろん今も治療中だからか?
病気になる前の感じ…もう忘れてしまった。
今の治療は、ハーセプチンにゾメタ、ゾラデックス、フェマーラ。
所謂、抗がん剤はしていない。なので、あのどうにもならないきつさの副作用はない。が、これまでの長期にわたる抗がん剤投与、ホルモン療法により、本来の自分のあるべき体力には程遠い体になっているのを日々感じている。



昨日は娘たち二年生の親子レクリエーションの日。
学年委員は準備の為、開始時刻の一時間前に集合。
次男を送り、大雨警報が発令される中、9時半に到着。
レクは10時半開始で12時20分まで。
親子で楽しめる運動という内容。終了後、母らだけクラスごとに分かれてお弁当を食べながらの懇親会。解散後、役員の反省会。ちょうど次男のお迎えの時間に終了。そのままお迎えへ…それから次男を連れて毎日欠かさない神社へのお参り、買い物。やっと帰宅はいいけど、朝、出たまんまの状態なので片付けながら夕食の支度。かたわら、次男の浣腸と猫たちのお世話…
はぁぁぁ………………
今日という今日は、思いましたょ。



「あたし、がんなんだょね?」



しかも遠隔転移治療中の。
無茶はするし、睡眠不足だし、全然自覚してないょね………
って…?いやいや、自覚していますとも。
私はまぎれもない再発患者です。標準治療の化学療法はし尽くし、脱毛だって二度ハゲ同然になりましたし。様々な治療をして来て今、一つ言えることがあります。



「今がいちばんしあわせ」



だということ。
遠隔転移が発覚した二年七ヶ月前は、もうダメかと思いましたけど。
でも、今は、がん=死ではない。
もちろん、死はいずれやって来る。しかしそれもがんだからという訳ではない。
死は生あるものには皆訪れることだからだ。
がんになっても、たとえ、再発しても、落ち込むことはない。いや、落ち込むことが悪いのではなく、落ち込んだままそこに停滞するのがいけない。這い上がるのは自分です。ではどうやって這い上がればいいのか?これは私が実際やって来て、今もまさに実行中のことですが。
間髪入れず、マイナスなことを考える間がないほど自分がやりたいことや、予定を入れてしまうことです。もちろんやれる範囲でですよ。その間、治療だってちゃんとやる。でも、QOLが損なわれる治療はやるべきではないと思います。これはあくまで私なら、ということですが。だって、キツイ治療をやって、たとえそれが奏功したとしても、それが死ぬほど辛いことなら、どうなの?たとえSD(不変)でも、充分だと思います。自分のやりたい事が出来ること。
それがいちばんです。
楽しいこと、ワクワクすることをどんどんやる!
生きてるんだもん。
生かされてるんだもん。
イキイキと生きたいぢゃあないですか ♪
ロンダ・バーン著、「ザ・シークレット」にありましたよ。



「万物の中で最も精妙でかつ最も強力なものは、精神的な波動である」



引き寄せの法則
そう。引き寄せるのです。
楽しいこと、ワクワクすること、笑うこと、ホッと安らぐこと…
そうすると、あら?不思議…本当にそうなって来る。
イメージする。
VISIONを描いてみる。



う〜ん…
こうやって思いを書くということも、良いことなのかも知れません。
だって、書いてるうちに、
「いかんいかん、私もまだまだやん。まだまだいっぱい、やりたいことだらけ!」って発見出来ました。




闘病中の方も。
そうでない方も。



「Never give up!」



そう。
健全に絶望して、次!!!です。





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