術後病理検査の結果

術後の病理検査ではステージ２bと言う結果だったが、内容的には…

浸潤性乳管癌

ER(エストロゲン受容体）陽性
PgR(プロゲステロン受容体）陽性
HER2陽性（3+）
グレード（核異型度3）←極めて顔つきが悪いと言うことだ。

に加え、リンパ節転移9個

今になって思えば、なんと高リスクな再発率…
しかし、当時は、「ホルモン感受性があると言うことはホルモン療法が選択肢に入ります」
「HER2強陽性なので、ハーセプチンが使えます」
と言う主治医の説明を聴き、
（ラッキー！…使えるクスリいっぱいなんじゃん！）
なんて、お気楽に考えてたものだが、その後いろいろ調べるにつけ、（HER2強陽性ってことは、それだけ悪性で進行が早いってこと？）Σ（ﾟдﾟlll）しかも、リンパ節転移9個って…と、その時はいったん落ちに落ちた。でも、私ってもともとオプティミストなのか？
《使えるクスリが多いってことは、それだけ選択肢が増えるってこと》
と考えることにした。

高リスクな再発率がゆえ、術後化学療法はCEF4クール、ドセタキセル（タキソテール）4クールと言うスケジュールだった。本来なら、ここで、ハーセプチンもプラスしたいとこだが、当時は、ハーセプチンは術後化学療法では使えず、再発した時のみ使える薬だった。（あそこでハーセプチンをもし使っていれば、もしかして再発しなかったのかも…？）とか、（再発するにしても、もっと後からだったのかも…？）なんて…考えたりもしたけど…でも。ま、再発するかしないかはもう早い段階から決まっているのだろうし、結局のところ、なるようにしかならないのだ。

遠隔転移がある今となってはステージにすると4と言うことか…
何それ…………一気に最終ステージかい…
と一瞬唖然とするも、すぐに気持ちを立て直すスイッチを起動。
だって、

やるしかないやん。
生きるしかないやん。

今日と言う今日は、そう思わざるを得ない気持ちになった。
このことはいずれまた……

ひばり園の溝尻先生から届いた虹……

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