あぁ…フェマーラの副作用


ホルモン療法を始めてから約7ヶ月。
昨年末、放射線を終え、今年1月20日よりタスオミン、6月10日よりフェマーラに変更。
ゾラデックスはずっと続けている。以前、術後化学療法終了後、初めてのホルモン療法で服用したのはノルバデックスとリュープリン。その後、化学療法の合間にフェアストン。今までのホルモン療法で一番副作用が強く出たのはノルバデックスだった。朝、目覚めた時のあの不快さ。両手のこわばり。痛くて痛くてしばらく動かない。身体中こわばって、まるでロボットが歩いてるみたい。に加え、体重増加。6ヶ月で8kg増加。顔、下半身に集中。最悪…(ToT)。
フェアストン、タスオミン、フェマーラでは体重増加は無い。よく聞くホットフラッシュは私は一度も経験なし…ほんとに副作用の出方は人それぞれなんですね。
しかし…どの薬にも共通して言えるのは、所謂、更年期障害みたいな症状。これは私の場合だけど、イライラ感。これはもう全てに言える。ホルモン療法を始めてすぐの頃はとくに…。子どもにも、ワ〜ッとわめき散らし、同時に号泣。自分の感情のコントロールが出来ない。当時の主治医からは「たぁさんのせいではないんですょ。副作用なんです。決して自分を責めないでください」と…その言葉にまた号泣。でもこの症状、ホルモン剤だからと言う訳ではない。抗がん剤でも同じような精神状態に陥る。結局、どの治療にしても、卵巣機能が抑制されてしまうことによる副作用なのだろう。
去年の夏にそれはピークを迎えた。主治医は、緩和ケアにも携わっておられる先進漢方精神外来の恵紙先生をご紹介くださった。
それから現在も、半夏厚朴湯、抑肝散加陳皮半夏を処方していただいている。
そして、6月10日から新たに飲み始めたフェマーラ。
これは、飲み始めて何となく感じていたことなのだが、(インターネット上での患者同士のやりとりでもフェマーラを服用されている方から同じような声がよくあるのだけど)うまく言いようがないのだけど、何となく頭がボ〜ッとする。物忘れが酷い。全てのことにおいて、いまいちやる気が出ない。など…。
それが…
決定的な出来事が昨日の朝起きた。
火曜日は、新聞紙などの回収日で、八時半までに所定の場所に出さないといけない。
朝、バタバタと車に積み、新聞紙や雑誌、ダンボールなどを出し、家のガレージに車を入れ、ふぅ…と車を降りると、門の前に見知らぬ男性が…
こんな朝から何ぞや?するとその男性、
「あの…、これ、落としましたよね?」
差し出されたのは私の財布!一瞬、(なんで?なんでアタシの財布をこの見知らぬ男性が?!)と、どこまでもアルツな私。
「ボンネットに乗せて走ってたでしょ?これ、落とすよなぁと思ってたら、やっぱり…で、後ろ追って来たんです」
ナント!!!!!!!
そうよ!!!それはまさにあの時!新聞紙の束を車に積んでた時よ!
財布が持てず、ボンネットのワイパーのとこに置いたのだ。新聞積み終わったら取ろうと思って。で、積んだらもう財布のことなぞきれいさっぱり忘れていた。この男性(多分私より若いであろう)、私が振り落とした財布をわざわざ止まって拾い、更に何食わぬ顔で去った私の後を追って家まで届けてくれたのだ。
もう赤面と言うか、世の中捨てたもんじゃないと言うか、私のアルツもただモンぢゃないと言うか……
財布の中は、お金はさほど…(~_~;)だが、免許証、保険証、カード、ありとあらゆるモノが……((((;゚Д゚)))))))
はぁ……………神様、いや、届けていただいた男性の方……


「ありがとうございました!!!!!m(_ _)m」


しかしながら……
こりゃあいかんな。物忘れが酷くなっていることを自覚し、自分でちゃんとそのことを意識しとくしかないよな…。
あー、もー、なんか嫌だなぁ。だんだんと自分が自分でなくなっていくかのようなこのカンジ…。
もう嫌になって来る。次から次から…チッ!がんめ!どこまで苦しめれば気が済むんだか…
もうやめて!!!!!元気だった私を返して!!!!!
………………………………………………
あ〜〜〜。
ほらまた……
いらぬ愚痴を口走ってしまいました……(>_<)
みなさん、ごめんなさい!
頑張ってる私のカラダ…ごめんなさい(ToT)
自分の体のことを一番わかってあげられるのは自分自身だもんね。
頑張ってる私の体…
もうちょっと労わってあげなくちゃ………





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