「いのちをいただく」


第30回 日本思春期学会総会・学術集会初日シンポジウム
内田美智子先生(内田産婦人科医院助産師。「生」「性」「いのち」「食」をテーマに全国で講演活動を展開。九州思春期研究会事務局長、福岡県子育てアドバイザー、福岡県社会教育委員)、佐藤剛史先生(九州大学大学院農学研究院助教NPO法人環境創造舎代表理事)の講演、「いのちをいただく」に行って来ました。
2部の「ワクチンと検診で子宮頸がんを予防しよう!」は、次男のお迎え時間に間に合わないので残念ながら聴けず(T . T)



次男の学校の母友と。もちろん娘も一緒です。
毎週金曜日は治療日なので、もうだいぶ前から前日に変更してもらっていました。
段取りは完璧です。
行く前、少し時間あったので、峠の元氣屋にて玄米おむすび(私はひよこ豆、娘は胚芽米の明太子)と、お味噌汁を食す。私も娘も大好きなお店で、娘と天神に行く時には必ず立ち寄る。おむすびだから、ささっと食べられるのもいいしね。


そして講演会場へ。
はじめに内田先生の講演。
毎度のことながら号泣…。
「生」「性」「食」の繋がりのお話に加わり、「いのちをいただく」と言うこと。
坂本さんとみいちゃんのお話は本でも号泣ですが、紙芝居だとさらにさらに…(ToT)/~~~。

そして佐藤先生…。
いや、しかし、友人と私の正直な感想…………
「いるんやね〜、こんな父親が……………………………」
佐藤先生はご自身が二児の父親でらして、上のお子様は二歳、下は生まれたばかりですとおっしゃられていたのだけど、その話がスゴイ。ご自分でも土鍋でご飯を炊いてお粥も作り、離乳食だって作られるのだとか。ただ単に奥様を助けると言う感じではなく、義務感でもなく、いのちを育むということを自らも楽しんで、そして感謝して、感動して心底奥様や、お子様を愛してらっしゃるのだなぁ…と感じました。
続いて今どきの大学生の食生活…。聴く度に驚愕…。
まずA君。朝食→食べてない、昼食→ラーメン、夕食→ラーメン。
次にBさん。朝食→食べてない、昼食→サラダ、夕食→アイス。
このままの状態で、将来、もしA君とBさんが結婚したら……
一体どんな食卓になるんでしょうね?
他人事じゃあありませんょ。うちにも息子と娘がいますから。
小学生にこの調査を見せたらびっくりするらしい。そして、「自分たちはまだ小さくて、出来ないけど、大人になっても出来るようにはならないの?」と……。
う〜〜〜ん………
今回の講演では子ども達の未来に危機感を覚えました。



私たちは食べ物を食べて生きている。
生きることは食べること。
すべての食べ物は命だ。肉も魚も野菜も米も、すべてが種を残そうとする生命体だ。
人が生きるということは、命を頂くこと。殺すこと。
私たちの命は、多くの命に支えられている。それを実感したときに、食べ物のありがたみが分かる。食べ物を粗末にしてはならないと分かる。
《いのちをいただく》より引用



「いただきます」「ごちそうさま」をなぜ言わなければならないか分かりますか?
「いただきます」の意味の一つは、作ってくれた人の命をいただくということです。
命とは時間です。
ある人が八十歳で亡くなったとしましょう。ということは、八十年間という時間がその人の命だということです。
今朝、皆さんのお母さんは、三十分かけて朝ご飯を作りました。
今日の夕食、お母さんは、一時間かけて夕ご飯を作ります。
その朝ご飯にはお母さんの三十分ぶんの命、夕ご飯には一時間ぶんの命が込められているのです。
皆さんが生まれてから今日までの間、お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、皆さんを食べさせてきたのです。
そして、これから親元を離れるまで、ずっと、皆さんは、お母さん、お父さんの命の時間を食べていくわけです。
「いただきます」の意味の一つは、作ってくれた人の命をいただくということです。
食べ物を粗末にすることは、作ってくれた人の命を粗末にすることです。
心を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
《自炊男子》より引用




あぁ………
今日もまた号泣………(ToT)/~~~
娘も私の手を握って紙芝居見てました。
内田先生、佐藤先生、ありがとうございました。
そしていつも添ってくれる友人、娘と一緒に講演に行くことが出来たこと…
全てに感謝します………



食べることは他の命を奪うこと。
食肉加工センターで働く坂本さんが出会った牛のみいちゃんと一人の女の子の感動実話。


「人はそこにいるだけで価値がある」
子ども達に必ず読んでほしい一冊。


「人生で大切なこと」が見つかる物語。
まったく新しい自己啓発書。


1つ。人は必ず死にます。
2つ。その死はいつ訪れるか分かりません。
「生きること」を考えさせられる一冊。
フクイユキさんも書かれています。
なんとわたくし、出版されてすぐ10冊購入。大切な人たちに配りまくりました(^^)
もちろん子ども達にも一冊ずつ…





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