これからの治療が決定しました

受診日。

今日ほど病院行くのを待ち望んだことは今までにはなかったかも。
いえ、病院が好きな訳じゃあないです。決して。
しかし、この一週間の宙ぶらりんなこの感じ…。
いちばん苦手。
どっち付かずと言うのはイライラするものです。何事も。
治療をしなければならないのなら早くピシッと今後のレジメンを決めたい。
今日はその日。
この一週間、考えていたことがある。
今週月曜日の受診にて、カンプト&TS1ではなく、ゼローダを使うことまでは決めていた。主治医からはゼローダとエンドキサンの併用(XC療法)だと言われていたのだが、なんだかしっくり来ない。


何故?


術後の病理検査の結果。
HER2・3+
HER2とはがん細胞の増殖に関連するタンパク質の有無で、私はそれが3+なので強陽性なのだ。なので、今までナベルビンと併用して、また、ホルモン剤と併用して、ハーセプチン(トラスツズマブ・分子標的薬)をずっと投与して来た。
しかし、今回の悪化。
と言うことは、ハーセプチンに耐性が出来たと言うことだ。
ならば、ハーセプチンの上を行くと言われる分子標的薬タイケルブ(ラパチニブ)を投与した方が良いのではないか?
とにかく、HER2強陽性だということが引っかかていた。
私のがん細胞を今までくいとどめておいてくれたのは、この分子標的薬のおかげのような気がしてならないのだ。そして、タイケルブはハーセプチンが効かなくなった場合になるべく早めに使用したほうが治療効果が期待出来るという文献を読んだことがあったのだ。
で、意を決して言ってみた。
「先生、質問があるのですが、よろしいでしょうか?」
「ん?なんね?」
「私HER2が強陽性ですょね。ならば、分子標的薬を使ったほうが良いのではないでしょうか?XC療法よりも、ゼローダとタイケルブのほうが良いのではないかと」
すると、少し考えて、あっさりと
「そうね…それも、いいかもしれんね」
あら!?そうなの?
で、パソコンでいろいろ説明してくださった。
私は術後化学療法から、ホルモン療法、再発後の化学療法、ホルモン療法…と、繰り返し治療をして来、これから行うのは3次治療なのだ。2次治療までは、きちんとしたエビデンスと推奨されている治療法があるが、3次となると、まずは患者の状態(内臓転移が急を要するのか?)、生活の上での患者の希望、などを重視する。ので、絶対にこれが正しい!と言う治療法は無いのだと。
どれが効くかもやってみない事には分からない。
逆に言うならどれも効くかも知れない。
「うん。…それもいいかもしれんね…。じゃあゼローダとタイケルブにしましょう」
と、あっさり決まった。
そして、これから使える薬も教えてくださった。


まず、
ゼローダ単剤
XC療法(ゼローダ、エンドキサン)
XT療法(ゼローダ、タキソテール)や、
XP療法(ゼローダ、タキソール)もあるが、タキサン系は今までに使った事があるのでNG
TS1
カンプト
アブラキサン
ハラヴェン

これからまだ続々と新しい治療法も出て来るだろうと…。


とにかく!
次なる治療はゼローダとタイケルブに決定しました!
明日から始めます。
どうか、どうか効きますように…
そして副作用に耐えることができますように…





夕方…友人が茹でトウモロコシを持って来てくれた。
ありがとう………(泣)
そして「虹が出てるよ!」の写メが!


急いで娘と外に出て撮ったのがこれ


う〜ん!!!
まさに《明日に架ける橋》
きっとうまくいくと信じて……………





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