娘から学んだこと〜そして宇宙へ〜


先週は子ども達のことに追われていた。
ゼローダ投与中は倦怠感もあり、果てには以前にも書いたような様々な副作用に苛まれているが、それらに慄いている暇などないのだ。


週末開催される市のオリンピックの選抜に入っていた娘。
夕方5時から6時までの練習にも毎日欠かさず行ってた娘でしたが、10日、
「ママ、オシッコする時変な感じがするの…」
(膀胱炎だな、ちょっと無理したのかな…)とっさに感じ、翌日、小児科受診。やはりそうでした。
「学校は構わないけど、運動はやめといてね」と先生。
しかし、その一言に従う娘ではなかった。
全く誰に似たんでしょうね(汗)。
でも、思うようにタイムが伸びず、補欠に。体調悪くなる前までは調子良かっただけに、ショックだったようで…。でも、ほどなく、
「なんかりーちゃん、ホッとしちゃった」と。学校でもキツかったようだ。
しかしその後もずっと練習に行った娘。
「だって、もし走らないといけなくなったら練習しとかないとダメでしょ」

………ほんとに………
我が娘ながらなんとこの子は責任感の強い子かと…涙出そうやった。
一度決めたからにはやり通すという決意!
キツくても一日も欠かさず練習に行ったその根性!
………全く………「副作用がキツイ…モゴモゴモゴ……」やら言っとれませんな。
母も娘を見習わないと!

そして当日(昨日)は朝7時集合。
夏日のように日差しが強く…(>_<)
帽子も日傘も車の中に忘れた私…。ま、案の定と言ったところ。
この恐るべし物忘れ。
これぞケモブレインなのか?はたまた更年期なのか?
選手や保護者の指定席は直射日光燦々で…(´Д` )
抗がん剤投与中の私には日焼け禁物なのに!(5-FU系の薬剤は特に色素沈着が起きるのでくれぐれも日焼けには注意するようにと言われている)
で、狭い通路階段の壁際のちょっとの日陰にうずくまり、謎の占い師のような…
何だかジロジロと視線が…
そりゃそうだょな、光降り注ぐ競技場、響く声援。そんな光景とは正反対に壁際にちいちゃくうずくまる謎の女…
なんか自分でも可笑しくなっちゃった。


娘はお友達と始終楽し気で、◯×ゲームなんかに参加してました。
そして帰りに娘のリクエストで競技場隣りの科学館へ。
宇宙のこととなると胸が高鳴る私としては嬉しい限り。長男が小学生の時もよく一緒に来たものです。
あのスクリーンには何度来ても見入ってしまう。





生きる知恵 それは生命力
生命は大地の時を共有する
さりとて寄り添う大樹は何処にもない
生きる知恵は そして創造と破壊を生み出し
〜略〜
星の瞬きに命は生まれ、消えていく
それは一瞬の煌めきにも似て
地球は生命のドラマを傍観する
穏やかに 自身の時を刻みながら………





あぁ…………来て良かった。




競技場にて。謎の女。


「かぁわぁいぃ〜♡」

一匹は可愛いが、もう一匹は…こりゃまたどーして^^;







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