がんが勝つか?私が勝つか?…では無い。

治療日でした。
飲み薬になってから、毎週病院に行くことはなくなった。
これだけでも有難い。


今日は娘の小学校の給食試食会なのでいつもより早く家を出た。
「ママ…今日、来てね…。でも、間に合わなかったら仕方ないょね。でも…りーちゃん、ママのこと待ってるからね…」
なんて、泣きそうな、子犬のような目で言われたあかつきにゃ。行くしかないでしょ〜(^-^)/
たがしかし…。
いつもの如く大混み…。採血の結果待ちもあり。
しかも今日は主治医が学会で居ず…。代診のドクターだった。
採血の結果は血清亜鉛が下限値80に対して58とかなり低かった。
亜鉛が少ないと、皮膚の荒れなどが出やすいと言う。で、それを補う為の薬、プロマックD錠を処方された。
あぁ…次々と増える薬……(´Д` )


そして、昨夜の事。
寝る前あたりからなんだか頭がぼわ〜っとなって、体がふわふわして、足も何だかガクガクとなり…生あくびが出てムカムカして、何とも気持ち悪くなったのだ。
また不安が過る。脳のMRIをしたのが去年の12月2日。そろそろ検査した方が…?と。
医師は、風邪のせいかも知れないし、ちょっと様子見て、症状が続くようなら検査しましょう。と。
いかんいかん…。タイケルブも飲んでるんだから、大丈夫!余計なことは考えない!…ぷるぷるぷる…。



そう…。余計なことを考えてはいけない。
何かを理解し、悟る為には、私の心が注意深くなければならない。
暖かく包んでくれる陽の光、そよぐ風、川のせせらぎ、鳥や虫の鳴き声、煌めく星空……。それらを感じるには無であること、尚且つ注意深くあることが何より必要なのだ。
不安の中にいると恐怖が出て来る。そして恐れからは何も生まれないばかりか、自らを破滅に導いて行く。



囚われていてはいけない。
それは心が自由ではないということだ。
がんに心まで縛られる必要は無い。


がんが勝つか、私が勝つか…では無い。
私は自分の中の自由を阻む思いに勝たねばならない。





給食試食会はギリギリで間に合った。
教室の配膳の見学は終わっていて、お母さん達はもう試食の教室に行ってたんだけど、娘の教室をチラッと見に行った。子どもたちも楽しくおしゃべりしながら美味しそうに食べているところだった。
廊下側の席の娘はすぐに私に気付き、「あ!お母さんだ!(学校ではお母さんと呼んでいるようだ(笑))」と。(^^)
それはそれは嬉しそうに微笑んでくれたのでした。
あー、行けてよかったぁ!
ちなみにメニューはというと…


磯煮
青梗菜のお浸し
麦ご飯
みかん
牛乳

でした。
具沢山で、薄味ながらもお出汁やそれぞれの素材の味がしっかり出ていて、とっても美味しかったです。


栄養たっぷりな食育を考えてくださってる栄養士の先生、作っていただいてる給食室の方々にも感謝感謝!
いつもありがとうございます。



りー&さー♥
食育のお勉強中。ん?でもよく聞いてみると…?
「1番の番号札をお持ちのお客様ぁ!」
「あ、はぁい!」
ん???それはまさかっ…^^;(汗)


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「がんをかかえて生きるセラピー」

文:ジョエル・ショーン
絵:R・W・アリー
訳:目黒 摩天雄

篠崎智恵子先生お勧め本。
小さくてポケットやバッグに入れて気軽に持ち歩けます。
心がくじけそうになった時に……
ふぅ………と深呼吸してまわりを見てみましょう。


季節の風を感じ、聴き、そして微笑み…あぁ、今日も幸せな一日でした。と思えるのか?
暗い暗黒の深淵の死神の鎌におびえながらの一日を過ごすのか?
それは全て自分の心次第。









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