人生は旅のようなもの。

清塚信也さん(のだめカンタービレでの千秋真一、神童でのワオの吹替えはあまりにも有名)のピアノコンサートに行って来ました。

彼のコンサートは三度目。
二度目は「3℃」(ピアノ・清塚信也、ヴァイオリン・石田泰尚、チェロ・金子鈴太郎)での出演。これも最高でした!
清塚さんのコンサートの醍醐味は、何といってもあの雄弁、それでいて笑えるトーク
今日もやってくれましたょ。まるまる二時間半!



PROGRAM


【Chopin】

ノクターン第2番 作品9-2
エチュード 作品10-3「別れの曲」
舟歌 作品60
ポロネーズ第6番 作品53「英雄」


【Liszt】

愛の夢
ラ・カンパネラ

【Gershwin】

ラプソディ・イン・ブルー


と、まさにベストセレクションな内容でした。
ラプソディ・イン・ブルーには、サマータイム、アイガットリズム、メイプル・リーフ・ラグなんかが即興でミックスされ、まさにジャジーな雰囲気♪
アンコールはこれまた彼の得意とする即興で、ざっと覚えてるだけで、
Xmasソング(ジャズ風)から始まり、戦メリ、星に願いを、枯葉、キラキラ星、モーツァルトピアノソナタ、熱情、革命、運命、結婚行進曲、トゥランドット、幻想即興曲、小犬のワルツ、エンターティナー、それから最後、ラフマニノフのピアノコンチェルト第2番第3楽章でフィナーレ、といったところでした。
ラフマニノフは、のだめカンタービレでの学園祭、ミルヒー指揮&千秋真一のピアノソロで当然と言えば当然。
まー、それにしても、かなりジャジーな編曲でした。
彼自身も、エキサイティング♪♪♪ほんっとにピアノが大好き!なんでしょうね〜。
彼のトークの中で、ショパンの話題になった時のが何だかずっと心に残っている。

ショパンは、8歳の時から結核を患っており、(当時は死の病だった)39歳で亡くなるまでずっと死と隣り合わせで生きて来た。その中で生きる苦悩、それゆえの繊細さ、叙情性が彼の曲には溢れている」って。


死を意識すると、感覚が研ぎ澄まされていく…。
まさにそんな感じ?

私も溢れる想いを日々にたくしたいなぁ…。
ショパンみたく曲になんてできる才能あればね〜。


しかし、いつも思うのだけど、清塚さんのコンサートって、何だか旅をしてるみたいな感覚になる。バッハやベートーヴェンモーツァルトブラームスシューマンシューベルトショパンにリスト、メンデルスゾーンチャイコフスキーラフマニノフドビュッシーラヴェル………
その時代にタイムスリップしたかのような……
旅に憧れる私としては、もう最高のひととき…。


いや…
私たちも人生という旅をしてるのかもね。
旅はいつかは終わり、自分の住処に帰って来る。
人生という旅の終わりは…?


みんな一緒の場所


そう思えば、恐れなんて、無い。
のかも?






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