再発後の治療法


がんの転移が進むと痩せて来る。
一概には言えないかも知れないが、特に内臓転移の場合。
これはあくまで私が感じてることなので、どうかお気になさらず。
気になる方はスルーで。


2008年11月、肝転移が発覚した。
その少し前から、なんかいきなり頭がぼわんとして生あくびが出たり、何と無く気分が悪くなったり。
造影CT、造影エコーにて、転移を告知された時たるや……
愕然なんてもんじゃなかった。
でも、再発のことは一度がんになったら、一生付きまとう。
定期的な検査の結果を聴くまでのあの死刑台への階段を一段一段登って行ってるようなあの感じ…。
だから、再発は愕然だったけど、でも、今になって思えば、あり得たこと。
でも肝臓なんて…。いちばん最悪なんじゃ…?
私の祖母が29年前、肝血管肉腫で、そして昨年は叔父が肝臓がんでなくなった。祖母は、
「風邪ひとつひいたこと無い」
が口癖なほど元気な人だったのに。でも、病気が発覚したのは食事が美味しくなくなり「砂を噛んでるみたいだ」と言い出したから。告知された時はすでに腹膜播種があり、手遅れだった。本当に肝臓って沈黙の臓器とはよく言ったもんだ。これと言って症状は無く、ただ、だるい。生あくび。
私、同んなじじゃん!Σ(゚д゚lll)
医師から告げられ、ガクガクと声は震えながらも、第一声は、
「私、どうすればいいですか…?」だった。主治医は、
ハーセプチンとナベルビンでいきましょう」
そしてそれから二年。この治療を続けた。
このハーセプチンとナベルビン。
それはそれは凄い威力を発揮してくれた。投与後、一週間で消失!
しかも、吐き気無し!脱毛無し!!!
CEF、タキソテール、タキソールで脱毛済みだった私にとっては脱毛しないなんて、夢のような薬!
がんになっちゃったんだもん、脱毛は覚悟しないと。なんだろうけど、これは今も思うことだけど、がん治療において、何が嫌かって、やっぱり私は脱毛だった。
自分がつるっぱげになるなんて!?
考えたことすらなかった。言うなら、がん自体がまるで他人事だった。
なので、脱毛しない薬なんて、私にとっちゃあ魔法の薬!
一週間で消えたってこともあり、それからの私はポジティブ一直線!
がんでもお洒落だってしたいもんね!
あの薬たちには本当に感謝している。
でも、悲しいかな、どんなに魔法の薬でも、薬には耐性ってのがつきもの。
チッ!がんのヤツめ。おとなしくして耐性なんてつかなければいいものを…。
で、骨転移。
そこの病院では放射線治療が出来なかった為、今の病院に転院。
で、放射線治療が終わってから、肝が消失したままだったので、ホルモン療法開始。ゾラデックス、タスオミン→フェマーラ。
これが9ヶ月。で、また肝の芽が((((;゚Д゚)))))))
そして、昨年9月よりゼローダ、タイケルブ開始。で、現在。
ゼローダ、タイケルブ療法の冊子の副作用を記す欄は、6クールまでしか無いんだけど。
今、6クール目。
その先はどうなるんやろ?
金曜日の造影エコーの結果を見てということか…?
再発がんの治療はひとつの治療がいかに奏功するか?にかかっている。


どうかどうか今の治療が少しでも長く効いてくれますように…!!!!!







土曜日、長男の学校に行った。
で、恒例のお寺の……
今年のはじまりのお言葉。
もうあまりの(T . T)で…言葉がありません…。







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