お母さん、ごめんなさい…


いただいたコメントを読ませていただき、ハッ!としました。。
ずっと考えながらも蓋をしてた思いに。。。


16年前、私は結婚し、母一人、子一人で生きて来た母を残し、横浜へ行った。幸せな日々だったが、母のことはいつも気がかりだった。帰省し、また横浜へと戻る時、独りぽつんと見送ってくれる姿を見る時の胸をえぐられるような辛さ、、、。三人の子を出産した時、母がいてくれたからこそ、出産後を乗り越えられた。特に次男を出産した時。帰省する度に体調を崩し、入院する次男に付き添う間の長男の面倒を見てくれたり。
何より、私を女手一つで育ててくれた人なのだ。

娘の出産を機にこちらに戻ることになり、近くに居れるようになった。そばにいてあげることが出来、ほんとによかったと胸を撫で下ろした。

しかし、私の病で一変。
今でも心のどこかで私の病を受け入れられず、「何で私の一人子がこんなことになったんだろうか」ばかりを繰り返す母に苛立ち、避けるようになった。私自身が一番思ってることを、まさに自分が悲劇のヒロインの如く言う母に苛々した。
母は鬱になった事もあり、事ある毎に鬱を繰り返す。私の顔を見る度に言う。
「あんたの顔を見たら、寝られんごとなる」
「私が飲んでるマイスリーあげようか?」
「いーや、いらん。そげなん薬は余計体に悪かやろう」
「寝ないほうが体に良くないとよ」
「いや、よか」

会う度それの繰り返し。もうやめて、言わんで。


でも、母は言う人がいないんだ…。父親や、私にきょうだいでもいれば、自分の思いを話せただろうに。病んでる私にしか自分の気持ちを言えないんだ…。
それは分かってるつもり。
でも、どうしてもマイナスなことは聴きたくない。
これ以上心配もさせたくない。だから、再発した事も言ってない。
言おうものならどういうことになるか!
母の心労をねぎらう心の余裕が今の私には無い。受けとめる気力が無い。

お母さん、ごめんなさい。
冷たい私でごめんなさい。
でも、心がどうにかなりそうなくらい、お母さんのこと、想ってるよ。

母より早く逝ってはいけない。
親を看取るのは子の役目だと…
それも悲しくて気が狂いそうだけど。
あぁ……
人生って、しんどいことが多すぎる…。

ごめんなさい……暗い事ばかり書いてしまい……




内田美智子先生の最新本。
一気読みさせていただきました。(泣)
母への想い。
つのる一冊でした。
娘にも、いつか必ず読んでほしいです。







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