病になって感謝と反省を知る


眼も眩むほどの光の中に融け込んで行く木々を描きたい、ある日の早朝、金比羅山で光り輝く松を目にしたときにそう感じたのが、Shadowsシリーズのはじまりでした。
「光」には、太陽や希望の光と同時に、あらゆる生命をなぎ倒す稲妻、果ては恐ろしい光を思わせる化学兵器もあります。タイトルを敢えて「影」としたのには、光ということについて様々な事を示唆したかったからです。
それを希望と感じるか、終わりと感じるかは私たちの心が決めるのかもしれません。
強い光の中で木々がその影をうっすらと落とす光景は、存在するものが消えかかるという点で、同時に吹雪の中に揺れる松のイメージと重なります。
雪景色といえば、1年の中でおそらく最も寒い季節でしょう。絶望を知っている人が希望の光をイメージすることができます。そして、もっとも寒く、厳しい時にこそ、逆に生命のあたたかな兆しを私たちは渇望し、その存在を有り難いと思える、それが人間というものなのかもしれません。 釘町彰




あっという間に…気付けばもう12ぶんの1が終わっちゃいました。
先週、次男の担任の先生からの学級通信に、1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と書いてありました。
ほんとうに月日の経つのほど早く感じるものはない。
そしてがんになってからは、その早さに恐怖すら感じる。
恐怖はいかん、恐怖は。
「今」を生きれなくなるから…。
そんな私に先日、音楽療法士である篠崎智恵子先生から頂いた矢山クリニック院長である矢山利彦先生が書かれたプリントです。



〜『がぎぐげご』を減らして『あいうえお』で生きよう〜 矢山利彦


心ってどこにあると思いますか?
心の上手な使い方を考えてみたことがありますか?
心の世界、イメージの世界が明るく豊かになると、脳の働きが高まって無限の活力がわいてきます。
病気にならないためには、体力も大切ですが、心の持ち方を明るく積極的にすることも大切です。
その実行しやすい方法をまとめてみると、『がぎぐげご』を減らして『あいうえお』で生きようとなります。
頭の中のイメージの世界を『あいうえお』に変えて行きましょう。


【減らすもの】

が。。。頑張る

努力はするけど、力まないこと。頚はスーッとさわやかに。下丹田に気力を充実した気持ちでやれば、いろんなことがうまくいくもの。


ぎ。。。義理、義務

「こうしなければならないんだ」と心を縛らず、気を楽にして、その時できることをやるときっとうまくいくと思うこと。


ぐ。。。ぐちる。

答えのでないことを、いろいろ考えない。
ストレスがたまると脳や体にアドレナリンが増えて、血流も悪くなる。答えのでないことを考えるのは、最も心を痛めます。


げ。。。原理、原則

「こうだから、こうあるべきだ」と、断定的に考えると怒りがたまる。人それぞれの生き方があるから、その人の立場では正しい、とまず、相手を認めることから始めましょう。


ご。。。ごまかし


からだはいつも信号を送っている。「これ以上食べないでほしい」とか「もっと早く寝てほしい」とか。からだの信号を無視してごまかして生きていると病気になってきます。自分の体に「どうだい調子は?」と聞いてみるゆとりを持ちたいものです。




【増やすもの】


あ。。。あかるい、ありがたい


朝起きて、さぁ今日も何かイイコトがあるかも知れないぞ。元気に行こうっと思い、感謝する気持ちを持つこと。いつも「ありがとう」って心から言える人になりたいものです。


い。。。いつくしむ

自分自身を慈しむ。自分を可愛いいと思う。「あんたはエライ、今日もよくやった、明日も元気で働こうね、遊ぼうね」とホメてやる。これが心の元気には大切なことです。
反省することも必要だけど決して責めてはいけません。



う。。。うれしく

「あーうれしいな。朝が来てまたおいしい朝ごはんが食べられて」
と思えると、人生どんどんうれしくなって良いことが増えていきます。



え。。。エンジョイ


何事も楽しくやる。遊びはもちろん、仕事の中にも楽しいことはいっぱいあります。



お。。。おおらか


「くよくよしない」「せこせこしない」小さなことにこだわらない。気持ちをゆったり大きく持とう。世の中もうまく生成発展していくようになっています。いろんなことがそう思えると、人生は明るくなってきます。






うむ。。。
これ、書いて貼っとこうかな。








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