現実と願望とは…?

金曜日。
医大受診日でした。
と言っても、現在の治療は経口薬なので、薬の処方と採血のみ。なのに三時間以上かかったヽ(´o`;
気になる腫瘍マーカーは今回は検査日ではなかったらしい。前回が5月25日だったから、そろそろしてもよさそうなんだけどな。主治医はそれほどマーカー値を重要視はしていないようだ。ランマーク2回投与後くらいにオーダー入れるって言ってたような…
気持ち的にも、検査してほしいような…したくないような…(結果聴くのが怖い)。
何?この心の揺れ…
何を今更…だよね。。。


しかし考えてみれば…
CEFやタキサン系を投与していた頃は一体何時間かかっていたことか。
採血の結果待ち、診察待ち、投与時間も含めたら、ほぼ一日がかりだった気がする。
終わるやいなや買い物に直行、次男と娘のお迎えに向かってた。お迎えは母も手伝ってくれていた。母もまだ元気だった。
しかし今思えば考えられない。あの苦しさの中、よく出来たものだと我ながら思う。
あの意気揚々としたパワー!
私、ダメ…もう出来ない…なんて言ったこともなかったし、思ってもいなかった。
自分がやる、ということこそがその時の支えだった気がする。
あの時の時間的段取りに比べたら、今のこの状況は本当に感謝しないといけない。


パスカルは、
『わたしたちがどんな状態にいても、自然はわたしたちを不幸にするものである。
わたしたちの願望が、もっと幸福な状態というものをわたしたちの心に描き出してみせるからだ。
その願望は、わたしたちがいまいる状態に、わたしたちがいない状態の快楽を結びつける。そして、わたしたちは、その快楽に到達したとしても、そのために幸福になるということは決してない。わたしたちは、その新しい状態にふさわしい別の願望を持つに至るからだ』
と言っている。


う〜ん…
なんだか納得…
人って全てにおいてそうなんやろな。。。
常に今、自分がここに在ることに感謝することこそが「今ここ」を生きるということに繋がるのかもしれませんね。
でも、私の今のこの状況で、ちょっと検査結果が良かったからってぬか喜びしたりするのって無意味なのかな…
そんなことないよね。
だってそんな思いもまた、「生きる」ことへの糧になると思うから。
願望と希望ってちょっとだけ違うような気がする……んだけどなぁ。
どうなんやろ。。。









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