投与日変更


転移告知から三日目の昨日。
ふと投与開始日のことが過った。
26日に初投与し、27・28日の外されぬ予定をこなせるのか?


CEF、タキソテールに始まり、タキソール、ナベルビン、ハーセプチン、ゼローダ、タイケルブ…と、投与して来た。その間、数々のホルモン療法も有り。はたまた放射線療法も有り。
初めて体内に抗がん剤が注がれた時。あの恐るべし赤!CEF。私はその前に投与される副腎皮質ホルモン製剤、デカドロンがどうも合わなくて、デカドロンの時点から何となく気分悪くなり、ゲップと生あくび連発。そして極めつけ、赤投与により、最悪。どよ〜んと船酔い状態に。そして脱毛!
タキサン系においては脱毛引き続き。末梢神経障害により、手足痺れまくり…
ナベルビン、ハーセプチンにおいてはさほど出ず(蓄積されるに従って酷い口内炎と怠さあり)。
ゼローダ、タイケルブは初め少々の下痢、いちばんの苦痛は手足症候群。
とまあ、薬によって、ものの見事に冊子に書いてある通りの副作用がぞろりと出てくれたが、それでも、寝込んでしまうことは無く、子供三人の行事も、ほとんどこなして来た。まぁ、死に物狂いではあったけど^^;
と言うか、うちの場合、私が寝込んでいてはやってられない!全てが回らないのだ!


なので、今回も、少々のことではヘタレないつもり。ではいるものの、やはり薬変更、未知なる抗がん剤の初投与日はやはり緊張する。
副作用の出方が分からないから。
だから主治医も入院を勧められたのだろう。
7年間に渡る治療により、自分の体が自分でないように感じる。抗がん剤の蓄積も相当なものだろう。今までどれだけ痛めつけられて来たことか…よう耐えてきたよな、この体…よしよし…
でも、今までのように安易とも言える考えではだめな気がする。
う〜ん…副作用の出方さえつかめば、コントロール出来るのにな。


で、私のとった行動。
昨日、病院にTELし、主治医に申し出ました。

私「26日投与で、27・28日にちゃんと予定をこなせるのかが不安です。なので、22日ではだめでしょうか?22日なら副作用出たとしても27日までには落ち着くんじゃないかと…」
主治医「うーん…。12日までゼローダ服用してるけんねぇ…。二週間は休薬したがいい。ん、分かった。なら、11月2日からにしよう。一週間伸ばしても、大丈夫よ」


結局、26日→2日に変更になりました。
となると、抗がん剤、三週間も投与しないことになる。
う〜ん…大丈夫なんかな…
って何!?この麻薬中毒ならぬ、抗がん剤中毒は!いかんいかん…。


最近、よくよく考えたらもうかなり前から(多分、ゼローダ+タイケルブに耐性が出始めた頃、マーカーが上がり始めた頃くらいから)何となく胸に違和感があった。一昨日くらいからは意味不明に全身にジガジガと痒みが。肝機能が低下すると、痒みが出ると聞いたことがある。う〜ん…


数々の抗がん剤をくぐり抜けて来た悪の親分、幹細胞がおとなしくしてくれるのか…


あぁ…
いろいろいろな選択の何と多いことか。
でも、私は母として、やっぱり子供達の行事をちゃんと見届け、やり遂げたい。



「がん細胞ちゃん、増えても2日までの命よ。
2日に一網打尽にしてあげるからね!」



くらいな思いで行きますか!









いつも「ここ」へ来てくださりありがとうございます。
PINKのボタン、ぽちっと応援くだされば嬉しいですm(_ _)m励みになります