これからの未来へ向けて


相変わらずの不調が続いております。
布団は敷きっ放しで、寝たり起きたり。
夫が夕食のしたくをしてくれ、長男がグレイのお世話をしてくれるようになりました。
料理など、見ていて思わず手を出したくなる時あれど、グッとこらえています。
だって、私が入院でもしようものなら、ほんとに自分たちがやらねばならなくなるのだから。
昨日の夜は長男に洗濯のやり方を教えました。火の使い方なんかも…。
娘はエプロンをして、張り切って朝食を作ってくれました。チーズ入りスクランブルエッグにウインナー炒め、サラダにパン。
とっても美味しかった。
掃除や洗濯物取り込んだ後のたたみ方、しまい方なんかも教えていかないと…
そんなこんなを寝たまんまの状態でいろいろ指示してます。
そして、いかに今までいろんな事を私一人で背負って来たのかを思い知らされてます。
やはり健康な時から、家の事は家族で役割り分担しておくべきだと思います。



そして…。
うちのいちばんの要は。
次男のことです。
今まで「ここ」でも次男のことについてはいろいろ書いて来ました。


親が病んだ時、この子はどうすればよいのか?



しょうがいをもつ子供を育ててらっしゃる親御さんはみなさん考える事ではないでしょうか?
そして、今まさにその時が来ています。
実は私が最初の入院をした時、施設に預ける、という話も出、見学にも行ったのですが、パニックになる次男を見て(その時はまだ六歳だった)ここで一人でどうやって過ごすのかを想像しただけで号泣。
「大丈夫です。私たちスタッフもおりますし、慣れられます。お母さんは安心してご自分の治療に専念してください」
と言って頂いたのだけど、預ける事が出来なくて…
結局、夫と子供達が家でみることに。
その時はまだ就学前でひばり園に通ってたので、先生方にも協力していただいて何とか乗り切りました。
でも、夫は相当きつかった模様。
それから今まで、度重なる抗がん剤治療の間も、何とか死に物狂いで頑張って来ました。
でも、今回はもう限界みたい…
施設へ入所という手段をとらざるおえなくなりそうです。
夫から言われました。
「お前は何でもかんでも遅すぎる。もっと早くそうするべきだったんだ。お前が病気にならなかったとしても、親は子供より早く死ぬ。どのみちこいつは施設で生きて行かなければいけないんだ」
と…。
それは分かってる。でも、私はちぐのお母さんなんだ。少しでも長く一緒にいたいと思っていたのです。
それに、こんなに私の状態が急に悪化するなんて、思ってなかった。
今、買い物やお迎えもままならなくなっている。27日からの治療でどの様な副作用が出るかも分からない。そして今、気になる別の症状も出て来ている。
せめて、私が動けるうちに、ちぐのこれからの生きていく道筋をちゃんと敷いてあげることも、母親の私がやらねばならない事なのだと思いました。
このお役所仕事とも言えるいろんな手続きを夫がやるのは無理がある。
急がないと…
20日児童相談所の方にうちに来ていただきました(私が行けないので)。
そして、次男にあうであろういくつかの施設を選びました。次男は浣腸など医療的ケアが必要なので(浣腸が医療的ケアとは思わないのですが)、そうなると限られて来るのです。
明日、夫と三人で見学に行きます。
私、行けるかな…はってでも行かなければ!
次男の身の回りのことはほとんど私がやっていたのだ。私の口からきちんとお伝えしなければ。
でも…
どうしてこんなことになったんだろう…
ちぐ…ちぐ…
こうしてる今も私の横にピタッとくっついてるちぐ…。
パニックになって物を投げてガラスが割れたり、泣き叫んだり…たまらなくなって叱ってたたいたこともある。本当に辛いのはちぐなのに。
ごめんね、ごめんね…
でも、ちぐは人を恨んだり、根にもったりはしない。そんなことは過ることもない。
天使のような笑顔、歩く時もキュウッと腰に手を回して来る。
嬉しい時のキャッという雄叫び…
私なんて、ただ、お世話をして来たようなものだ。
どれだけちぐからたくさんの事を教わって来たことか。
どれだけたくさんの方達と繋がったことか。
たとえ離れていても、いつも一緒だからね。いつもいつも想っているからね。
いつだって会いに行けるんだから。
集団生活の中で、いろんな規律や訓練もして、きっとぐんっと成長してくれることを願っています。
でも、悲しい…
こうして書いていても涙がとめど無く流れて…
身を切られる思いってこういうことなのかな…


悲しい悲しい悲しい…


ママ、治療、頑張るよ。
ちぐにいっぱいいっぱい会いに行けるように。
だから、ちぐも頑張って。
ママのこと、待っていて…




横浜。海釣り公園にて…







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