治療、奏効せず。中止になりました。

一体何から書けばいいのか…
正直、まだ心の整理がきちんと出来ていません。


金曜日、、、
カンプト、TS1、ハーセプチンを始めて2クール目半ば。
腫瘍マーカーの結果は………3倍近くに跳ね上がってました。
肝臓転移から四年。
あんなに効いていた抗がん剤が効かなくなり始めた。
さすがにあのマーカー値を目の前にしたら目眩がしそうだった。


主治医「あー、効いてないね。よし、止めましょう。次は…う〜ん…そうねぇ…(と、今までの治療歴を見ながら)アブラキサンにしようかね。それと併用でハーセプチンも。
ハラヴェンという手もあるけど、これはハーセプチンが使えん。単独になるけんね。
よし。アブラキサンとハーセプチンで行きましょう、いいですか」

私「………………はぃ………(呆然と)」
が、そこでハッ!となりすかさず
私「先生、タイケルブとハーセプチンはどうですか?」
主治医「あー、出来ませんね。保険の関係上」
チッ、期待していたのに…

いともあっさり次なる治療が決まりました。
そして副作用の話。
実はこの治療も臨床試験です。
本来のアブラキサン投与は3週ごとの投与。が、私が受けようとしてる治療は毎週投与です。その方が3週毎よりも、適している可能性が示されているのだとか。
で、その安全性と有効性を評価するための臨床試験という訳です。
いやしかし…
自分がまさか大学病院のガン治療の臨床試験に参加することになるなんてね…
想像したことすらなかったな。ある訳ないけど。

主治医「それから、この薬はタキサン系やけん、末梢神経障害が出ます。タキサン系使った時に経験したやろ?あれより酷いと思う。それから膝から下の疼痛」
私「闘病仲間の方で、痛くて歩けなくなった、という方がいらっしゃいましたが…」
主治医「う…ん、まぁ、酷く出る人はそうなる人もいる。
あと、脱毛は確実です」



あぁ…………………



治療開始前にCTを撮り、27日よりスタートになりました。
おいおい、年末かよ!?
それもだが、今の状態でそんなに無治療で大丈夫なのか?
がしかし、やはり前の治療からは2週間はあけないとダメなのだとか。
身体から前の抗がん剤を一度ウォッシュしないと、副作用が強く出るらしい。
う〜ん…
でも、不安…。この状態でほんとに大丈夫なのか?
シコリは日に日に大きく硬くなってるように感じる。
すぐにでも何らかの治療を始めたいのに。
でも、続けられなくなっては本末転倒だと言われりゃ納得せざるおえない。




淡々と会話は進み、終了。
ハーセプチンのみ投与し、抜け殻のようになりながら齋藤先生のところに駆け込みました。
全てをお伝えしたあと、


齋藤先生「休薬期間はやはり必要だと思いますょ。とにかく、食べれる身体を保ってあげること。それから肝臓の数値も上がって来てるから、それを落ち着かせる意味もふくめて、肝臓が元気を取り戻すような注射をやってみましょうか。
あとは、、、風邪ひかないこと!」
私「先生……私、もうだめなのでしょうか……」
齋藤先生「使えるお薬があるってことはポイントですょ」
でも…
「マーカーの上がり方からしても、今後体調の変化のスピードは速くなると想定しておきましょう」
と。

うむ。。。

なんか…
プッチン……
ある意味吹っ切れました。何かが。


土、日とほとんど寝たり起きたりで夫と子供達に頼り、今日、また齋藤先生に注射をうってもらいに行って来ました。(この二日間、いろいろいろいろ心の動きがありましたが、長くなるのでそれはまたいずれ…つづく)





身体はしんどくてたまらんのに、何だか妙にハイで。
爆音BGMは神聖かまってちゃん。何でや(笑)


Do,da,
tura,tura…
あぁロックンロールは鳴り止まないっ!!!!!







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