いつまで抗がん剤を続けるのか?


ふと過った。


抗がん剤のやめどきっていつなんだろうか



緩和ケアの医師団は仰る。

体力がまだ残されているうちにやめるという選択もある、と。


抗がん剤を続けることで何が得られるのか?
生き生きと出来ることに時間を使いましょう。勢いがついているがん細胞を大人しくさせるのは身体も心も喜ぶこと、ではないでしょうか。
とは音楽療法士、篠崎先生のお言葉…






効かない抗がん剤を打つだけ打って、副作用だけで廃人のようになってはそれは本末転倒だ。
私のがんとの共生の教訓は『苦痛を回避し、いかに自分らしく生きることが出来るか』である。
でも、今のように抗がん剤が効いているうちは、まだ頑張ろう…と思う。
効かなかった時のあの苦しさを身を持って体験したから。
今はそれなりの副作用はもちろんあるけれど、食事も摂れるようになり、子供達とも笑って過ごせるし、簡単な家事は出来るし、ちぐにだって会いに行ける。
怠くて出来ないこともあるけどね…そこは夫や子供達にお願いしてます。


気持ちが萎えているとき、、、
完治のない治療を続けて苦しんで…そんな人生に意味なんてあるのか?
と思ったこともある。
でも、それでも生きていたい。
ずっと家族と過ごしたい。子供達の成長を見とどけたい。
笑ったり、泣いたり、悩んだり…そのすべてを一緒に感じたい











「ママにプレゼント!」
娘が庭からとって来てくれた水仙
なんとも言えない香りが漂う…

娘とのかけがえのない大切なひととき…
このひとときのためなら、どんなに辛いことも乗り越えてみせる









※※※ちぐ伝言板※※※

ちぐに会って来ました。
「テスト前だから…」と渋る長男に
「ゆうが一人でどんなとこにいてどんな生活をしてるのか、お前もちゃんと見ておけ」と夫。
今日はみんなで行って来ました。

指導員の先生に連れられて、満面の笑顔で現れたちぐ!
今日は始終ご機嫌でした。その笑顔にホッと安堵するもまた泣いてしまう私…



「きゃっ!」ちぐのお得意おたけび


大好き!チーズスフレ


今日はずっとくっつき虫で甘えん坊のちぐ
この肌のぬくもり…ちぐ、ずっとずっと一緒だからね…


ちぐがたまに見せる「遠くを見つめる目」






帰る時、じゃあまた来るからね…と手を振ったら、私の横に立ち、指導員の先生に手を振ったちぐ。
今日はみんなで行ったから、きっと迎えに来てくれたって思ったんだね…一緒に帰るって思ったんだね…
その後、ランチルームのテーブルにぐるぐる描き始めたけど…
ちぐ…ちぐ…ごめんね、ちぐ…
きっと迎えに行くからね…










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