再発がん患者の心の重圧

前回書いてから一週間も過ぎてしまった。


体調崩して寝込んだのが7日。

先週は月、火、水、金と齋藤医院で点滴してもらいました。そして肝エコーも。
金曜日の医大で主治医にここのところの体調不良を訴えたところ、
「う〜ん…なんでかねぇ…風邪が治ってないけんやないと?」
3月4日に受けたCTの結果も縮小、マーカー値も基準値にはまだまだ及ば無いものの、順調に下がっている。
という事で主治医は今のこの体調不良はあまり重要視されていないようだ。
心配なら、齋藤先生にエコーお願いしてみたら?
となり、診察室を出るなり先生に電話してみた。
「それなら今日しましょう」
とおっしゃってくださり、そのまま直行した。
エコーの結果は、以前よりは縮小している。アブラキサン、奏効してるね。
という事だった。
ならばこのムカムカ、怠さは何なのか?
この日も点滴に肝機能保護の薬、プリンペラン(吐き気止め)も処方していただいた。



今週に入って、だいぶ復活したが、それでも以前と身体の感じ、怠さ、疲れ具合が全然違う。今までは、少々のことでは寝込んだこともなかったし、3人の学校のことも全てこなして来た。
が、ここに来てもうその気力というか、いちばんは身体的に無理がきかなくなって来ている。
一日のうちで、何かひとつやるのがやっと。



昨日は娘の授業参観&懇談会。
今日は午後からちぐの学校の個人面談。
先生は、「お母さんの体調次第で、こちらはいつでも結構ですからね!」とおっしゃってくださったが、この先、今の状態より悪くなることも考えておかねばならない。となると、やはり行っておかないと。
昨日の娘の学校で…
3階までの階段のしんどさと言おうものなら…_| ̄|○
横の手すりを使いながらやっと…
どれだけ体力無いことか…
今回は年度初めで役員決めなどもあることから、いつもの参観日よりも大勢のお母さん達が。
話題はもっぱら子供のこと、役員決めのこと、これからの行事のこと…
「またランチ行こうねー♪」とか。
明るく、元気いっぱいな笑顔のお母さん。
もちろん、私もそうだった。
がんになってからもそれは全く変わらなかった。
母としての忙しい毎日を過ごしていたし、ママ友たちとのランチやお茶の時間は闘病中の私の唯一の楽しみだった。
でも、昨日ふっと過った気持ち…
告知を受けた時、そして再発した時の「なんで私が……」という敗北感にも似た気持ちを今も引きずっていると言う訳では無い。
しかし、最近のこの体調、何ヶ月か何年か先の命すら分からない状態。
自分が「再発がん患者」だということの重みというか、その重圧に押し潰されそうな気がして…



人間は致死率100%
しかし、自分の命の終わりを意識して生きてる人はほぼいないのではなかろうか?
それは自分の死がどうやって訪れるのかが想像出来ないから。
私にはそれが分かっている。
天災や事故にでも合わない限り、自分はがんで死ぬのだろう。
東京大学医学部附属病院 放射線科の中川恵一氏はその著者にて

「僕は、がんで死にたい」

と宣言しておられる。それはがんが治らないと分かっても、すぐに死が訪れる訳ではなく、人生を締めくくる猶予があるからと。
だがそれは、言いかえればつまり
『極限まで自分自身の死と向き合って生きる』
ということでもある。
人間、いつか必ず訪れる死と向き合って生きれる、ということは幸せなことなのかも知れない。が、
それが今になって何故か凄く重く感じる。。。




こんな気持ち、今まで全く無かった訳ではないんだけど、、、多分、最近のこの体調不良から強くなってるように感じる。
そして昨日からまた新たな症状が…
顔、瞼、足(膝下)の浮腫みはだいぶ前からあり、五苓散を処方してもらっているが、昨日からの膝下の浮腫み、特に足首から下の浮腫みが尋常じゃない。
くるぶしは全く無いし、二倍くらいに膨れ上がって、自分の足じゃないみたい。
じんじんと痛くて腫れぼったくて、靴も履けないし、まともに歩くことも出来ない。
明日、齋藤先生に相談してみよう…




とにかく!
今日は午後から、ちぐの学校の面談へ行って来ます!
ちぐにも会えるし\(^o^)/




今日、そして今やれることをやります。




何だかぼやきにも似た記事になってしまい、すみません。
とうぶん続くかもしれません。
暗い気持ちになってしまう方もいらっしゃるかも…
その時はどうかスルーしてくださいね。





いつも「ここ」へ来てくださり、ありがとうございますm(_ _)m
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