こんな丑三つ時に。。。

バタバタな休薬週を過ごせたはいいのだけど、一昨日の夜あたりからそうもいかなくなりました。
右上腹部に微かな痛み?張り感?を感じる。
痛みも我慢出来ない程では無いのだけど…
休薬により、がんがふつふつと復活して来ているから?多分ね。
それならそれで、「おおイイぜ、今から一網打尽よ」
と言う気持ちで今日3クール目、うって来ました。


採血してからの長い長い待ち時間、今日は看護師さんが中待合に呼んでくださり、いろんな話を聴いてくださいました。
私は実際の治療と緩和ケア的な部分を分けていますが、やはり治療をしている病院の看護師さんに自分の思いなんかを聴いてもらうということも大切なことなのですね。
主治医はあっさりというかサバサバしてる方なので、治療以外の話はあんまりと言うかほとんどされない。
それはそれでいい。何でも包み隠さず言ってもらえるのは私の性格上とてもありがたいことだし、
「よし、じゃあコレで行こう!」
なんて言われると何だか力強い気持ちにもなれる。


が、今日は主治医は学会でいず。他の医師も全員学会。
なので応対してくれたのは研修医だった。
調子はいかがですか?とは聞かれたが、一昨日から感じる痛み?のことは言わなかった。
来週主治医に伝えよう。
採血結果は一週間休薬し、ロイコン、セファランチンも飲み続けたにもかかわらず、3800だった。
もちろん、、GOしたけど、3クール目2回、投与できればいいが…。



齋藤医院にて。
先生には痛みの事をお伝えした。
アミファーゲン注射、オキシコンチンに加えオキノームも追加。
オキシコンチンで痛みを感じる時は迷わずオキノーム飲んでいいよ。とにかく痛みは感じないようにして。そしてきちんと食べれて普通に生活出来る事が何より大切ですよ」と。





さて。
最近またいつもの読書に拍車がかかっています。
ぼ〜っと頭に入らない時もあるのでなかなか時間はかかるのですが。
しかし、この一冊はそっこうで読み終えました。


がん告知を受けてから、そして術後。
それはそれは様々な専門書や所謂前向き本を読み漁りました。
でも、再発してからは残された人生をどう生きるか、ということに意識が集中した時期もあり…
フランクルは勿論のこと、『生きがいについて・神谷美恵子著』『健やかに逝く・伴梨香著』『死を恐れないで生きる・細井順著』小林正観氏多数、などなどなど。
そしてやはり、、、





はい。
敬愛してやまないドリアン助川こと明川哲也氏。
(「ここ」にも度々…2011.7.20、10.27)


夕暮れ時になると主人公「あなた」の前に現れる赤いポスト。
その中には様々な悩み事が書かれた手紙が入っています。
ポストの管理人である「あなた」は(何故管理人になったのかにも理由があるのだが)そのひとつひとつに返事を書いていきます。でも、本当は「あなた自身」も……。





『観自在=色々な角度でものを観る』



「命の本流は、あなたからは決して見えないところに脈々と、堂々とあるんです。
観自在の目で観るならば、むしろその見えない命こそが本質で、あなたのように形あるものは……命が取る一瞬の夢の形に過ぎない。あなたが死ぬ時、それはあなたが大きな命に戻る時です。そしてまたいつしか、うつせの夢を見るために、次の姿となって現れる。それの繰り返しです」




再発直後に読んだ『遊雲さん、父さん・有国智光著』が蘇りました。





命のことを考えること

これからの私にとって欠かせ無い一冊になりました。
明川さんの目線、文章、心に沁みわたります。
この本に出会えたことに感謝です。





しかし…
治療日でヘロヘロ状態なはずなのに、ハッと気付けば何?この時間は!
口中あのケモ独特のケミカルな味?のようなものが漂い、ムカムカしてるっていうのに!
何でこんなに目が冴えるんやろ…
自覚が足りん、自覚が!
ハイ。たいがいにしときます。
丑三つ時の呟きにお付き合いくださり、ありがとうございました。
あー、寝なくちゃ。。。







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