ガンマナイフ実施 1


ガンマナイフ治療における入院、8月7日〜8月9日まで。
予定通り2泊3日間の入院となりました。
7日は検査のみ。
8日がガンマナイフ。
9日、退院。
となりました。
3日間続けて、リアルにUPするつもりでしたが、やはり治療日、退院日は状態的に無理でした。


治療内容の事など、私自身もいろんな考えはあります。
書くべきか、書かないべきか。
このガンマナイフにおいては「脳転移があるかもしれない」ということを自分から主治医に訴え、やはり脳転移だということが発覚しました。
自分自身の身体のことを、医師だけに任せ頼らず、自分が意識しておく事がどれだけ重要な事か。
そのことは自分ががんを告知された時から感じていたことではありますが、再発し、転移が進んで来るとそれがどれだけ大切な事なのか、を1番感じている事です。
自分の身体の事を医師だけに任せるべきではありません。


初発の乳がん自体の手術、術後の化学療法を終了されホンモン療法や無治療となられた方たちには前向きな新しい日常が戻られた事と思います。
以前の健康な自分を復活出来、素晴らしい事なのです。
なので、今の私自身の「ここ」を読み、気持ちが沈んでしまうような方たちはスルーされた方がいいかもしれません。

再発してある方にもどうなのかしら…
とも思いました。
ですが、私自身だったら『脳転移のことも詳しく知っておきたい』と思ってた気がするのです。他の部位に再発した以上、脳転移も100%あり得無い事では無いと思っていたからです。(乳がんの転移で多いのは肝臓、肺、骨、脳、リンパ節、皮膚)
なので、私のような思いをお持ちの方には是非、読んで頂いておきたいと思っています。
もし、万が一、脳転移した場合、(どうしよう…もうダメだ…)という思いに落ちてしまう自分であってほしく無い、と思うからです。



と……。
何だか前置きが長過ぎましたね。
まず、入院した7日。造影脳MRI検査を行いました。
夕方、友人がスイーツを持って会いに来てくれ、「嬉し〜♪」なんて頂きながら2人で話している時、看護師から「I先生からMRIのご説明があるそうです」
と呼びに来られました。
せっかく友人との時間だったんだけど、仕方ない…。
1人で医師の部屋へ。
初めてお会いするガンマナイフの専門医。
ご挨拶をし、説明をお聞きしている時、(あぁ、凄い先生…お任せすること正解だワ)と感じた。



医大からの紹介状、見させて頂きました。26日のMRIの結果、2つでしたね。それで、今日のMRIの結果ですが5つに増えてます。
医大でのMRIの結果の腫瘍も12日間でひと回り程大きくなっています。良かったですね、早く治療に来られて。ガンマナイフは3cmまでが1番効果があるのです」



それを聴いた時の脳裏。


(大きさが大きくなったのもここ12日の間での事だろう…新たな3個も12日間で出て来たんだろうな。なんて早い進行?!あの時、26日に私が脳転移があるのではないか?CTを早くもう一度詳しく見てくれ、という事を訴えて無ければ脳転移は発覚されていない。
17日に検査した脳も含めた造影CTの結果、放射線科からの脳の報告も無かったし、そのまま脳には何も無いんじゃない?という主治医の言葉を信じてほっておいたら…何か症状が出てもう一度MRI撮った時にはどこまで進行していた事か…。)


やはり、1番大切なのは自分自身の感じる事です。
そのことをきちんと主治医に訴える事が出来るかどうか。
全てはそれにかかっている。


今回、5つをガンマナイフで治療する事が出来たとしても、また出て来るのだろうな…と感じた。


私「先生、今回5つを治療出来ても、また新たに多発して来ると思うんです。そうしたら、もうガンマナイフじゃ無く全脳照射しか出来ないんですか?」
I医師「いえ。そんな事は有りません。ガンマナイフを10回、20回、それ以上された方もいらっしゃいますよ。ただ、やはり3cmは超えない方が効きやすいのです。
今回の治療した結果がどんな状態になっているか?も見る必要があるので、MRIは2、3ヶ月に一度は撮った方がいいでしょう。
まあでも、何ミリかのが2個くらいですぐにまたガンマナイフはしなくていいでしょう。もっと増えてからした方がいいでしょうね。痛みのあるガンマナイフ治療の回数も少ない方がいいでしょうし」



なるほど…。納得。
とにかく、脳転移になった私はこれからずっと脳転移も意識して行かねばならない。
今回の脳転移をガンマナイフでやっつけたからそれで終了という事では無いのだ。
肝転移の事ばかり考えていてはいけないな…。
脳転移のこともプラスやね…。




そして次の日行われるガンマナイフの事について、詳しい説明を受けた。
やはりビス打ちにかなり痛みを感じる事になる。という事…
でも、その痛みに恐れとか、そういった思いは殆ど無かった。
ガンマナイフ!それはどういう治療なのか!?
空想なのか、妄想なのか。
ハァ…出ました、またこの私。
夫とも話さず、治療が行われる時も1人なんだが、それに対して不安とか、怖いとか、そんな思いは微塵も無かった。




抗がん剤治療は8年間経験して来た。
でも脳転移…ガンマナイフは初めての事。
これはどういう治療なのか!?
明日よ明日!

「やってやる!
そして「ここ」のみんなにちゃんと報告しないといけないんだ。
その使命をちゃんとやり遂げなければ…!」




と、何だか今思うと
なんや?私…
という思いなんだけど…^^;




さて。
長くなり過ぎですね。
ガンマナイフ治療の全ては明日。。。











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