こんな一日でいいのか…


秋晴れの、気持ちの良い三連休だった。
日中はまだ半袖でいいくらい。
ちぐの運動会にも行く事が出来た。ちぐが作ってくれたミサンガずっと着けてたからかも。
日曜日はぐったりだったけど、体育の日には何気に少し復活。
娘を連れて母にも会いに行く事が出来た。
ベッド際の壁にカレンダーしか無くて淋しい感じなのがずっと気になっていた。以前、娘が手紙を書いたのを貼っていたが、持って帰ると言い、すぐに取ってしまった。でも、再度やってみることに。今度はおばあちゃんの似顔絵と『おばあちゃん大好き』の文字を色画用紙で切り絵にして貼って作っていた。
持って行って見せると、とても喜んでくれる。が、画鋲で貼ろうとするとやはり「持って帰るから貼らなくていい」と言う。おばあちゃんはとっても喜んでるんだよ。と娘には言っていて、娘も母の状態は理解しているのだけど、やはり後で貼ってみてくださいと看護師さんに渡して来る。
帰りはまた看護士さんと玄関まで降りて来て送ってくれる。広い駐車場から車が車道に出るまで見送ってくれてる姿にまた涙が止まらなくなる。
昔からそうだった。
学校へ行く時。出張で東京へ行く時。帰省して横浜へ帰る時。
母はきまって私が見えなくなるまで手を振っているのだった。
時間と体調がゆるす朝、たまにだけど同じように子供達を見送るのは母譲りだったのか。
こうして着替えや好きなお菓子を持って会いに行き(それも自分の体調の良い時だけ)、爪を切ったり耳かきしたりクリーム塗ってむだ毛を切ったり…いい歳した一人娘がこんな事しかしてやれないのかと思うと歯痒いやら悔しいやらどうにも出来ない気持ちが押し寄せて来る。
母に会うたびに出て来る涙の正体はこのおもいが殆どなのかも知れない。
それでもどうにも出来ない自分自身に腹が立ち、そして悲しくなる。



連休明けの今日は台風26号の影響でどんより曇り空。時折降る雨。
たった一日で気温もぐっと下がり、今は風が吹き荒れている。
ちぐ、寒くないかな…。ちゃんと布団きて寝てるかな…。



夕方は娘のギブスの付け替え。
しかし毎週の医大にしてもだけど、開業医の整形外科まで、一体この混み様は何!?
一見、平穏な日常が繰り広げられているかのような日々も、一歩病院に入ろうものならどれだけの病人、ケガ人で溢れている事か。
娘の指は自分的にはだいぶ良いようだが、付け替え中の看護師さん、
「基本、最低でも3週間はギブスですねー」
……そうだった。
ちぐの足の小指つけ根にヒビが入った時も一ヶ月はギブスをしていた。
当分、夕方の整形外科通いは続きそうだ。



そして今日の私といえば。
粗方な家事の後、猫たちと横になり、またもや本のポチりをしてました。
怠さと鳩尾の圧迫感と足の痛みで外を思う存分出歩く事は出来ない。
シャキシャキと家事をこなすこともキツイ。
で、最近はもっぱら読書にハマってます。
こんな事でいいのか!?
動けるうちにもっとやらなくちゃいけない事があるんじゃないのか!?
と言う思いがチラつくのだが、まぁコレもやりたい事のひとつには変わりない。
と思う事にしよう。
面白い本に出会うとそれだけでもワクワクして免疫力も上がりそうだしね。




夜になるとダーッと追いかけ合ったり、じゃれ合ったり(戦い?笑)する2人だけど、昼間は殆ど寝てます^^;
それぞれお気に入りの場所にいるんやけど、今日は2人して娘の毛布の上に…。
あぁ…癒されるぅ。。。






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