明けて…そしてあれから一年が過ぎて…


あけた。あけました、2014年。
なんですと?
巷はもう寒中見舞の時期ですぜ…
という呟きがあちこちから聞こえて来そうですが。
こんなに我が「ここ」を放置してしまい、不徳の致すところです。否、毎日毎日更新しようと思いつつ、(う〜ん…このキツさ故、後から…)とうたた寝してしまったりしてどうにもならなくなり、しかし書く事は溜まりに溜まって行く…という悪循環に陥ってました。
そして今日をもってこの悪のスパイラルを脱する決意をし、「ううむ…」と鳩尾をさすりつつ書いてる次第です。
あ。
いかん。どんな状況を書こうと言い訳じみてしまうな…。
改めまして、とにもかくにも、今年も「今ここ」をよろしくお願い致しますm(_ _)m


さて。
年末からのことを書きますと…。
31日、ちぐが帰って来た!!!
前日まであーだこーだ不調を訴えていたが、ちぐが帰って来るとなると、もう何だか凛!となって、どうにもならなくなり、30日の(遅いっ!)片付け開始からずっと掃除しまくりだった。テレビの裏、何やらかんやらの隙間の埃たるや。その都度、あぁ…といかに日頃怠っていたかを嘆きつつ、掃除機をかけまくる。特に今はぐれりもおうち猫になってますからね。(去勢後、改な白血病検査で陰性だったので)
動物表皮アレルギーのちぐにとってはにゃんず二匹と過ごすのは辛いことかも…。(案の定、帰って来て間も無くくしゃみ、白目ぶよぶよゼリー状のアレルギー症状。目薬と、ゼイゼイだった2日間ホクムコを飲ませる)
長男に欄間も拭かせたり。
で、いよいよちぐ帰宅!
ちぐ!ちぐ!いつもの如く、至って普通に帰宅したちぐだが、少し経つとやはり色々物色してみたり…そりゃそうよね〜
その日はちぐの好きな炊き込みご飯や年越し蕎麦を食べたり。
そして夫がお風呂で髪切り!帰って来る度に必ず髪を切る。
爪も切って耳かきもして…と、でました、いつもの一連の身だしなみを…(←私がやりたいだけ?)
元日は夫がよく行く居酒屋に頼んでいたお節や、お雑煮(これは私が作り。篠崎先生から頂いた椎茸スープを出汁にして、鶏肉とかつお菜と…何とも言えないお味…。しかもお餅は幼い頃からの友人のお母様から山のようにつきたてを頂き、また別の友人からも。夫も少し持ち帰り、餅は山のようだ。みたらし、きな粉も美味しいよね)、友人から頂いたがめ煮筑前煮のようなものと良く例えられるが私に言わせれば全然別物。がめ煮はあくまで故郷の味なのだ)、そしてこれまた頂き物の高級焼豚(これがまた美味しすぎる!)などなどを食べ、お屠蘇も飲んで、「さぁ、いつもの神社に御詣り…」
となったのだが、どうにも歩いて行く自信が無い。すぐそこなのに!毎年歩いて行ってたのに!(泣)
仕方なく、夫の車で行く。
御詣りもし、お守りも新しくし、我が家の提灯も探し出す。家族全員の名前を書いて頂いた提灯だ。
無事に帰宅し、それからは何処へ出かけるでも無く、ずっと家で過ごした。
年末の私の体調不良もあり、はじめは2日の夕方にしてたちぐの帰宅だったが(食事の事もあるので最初から決めておかねばならない)、結局、延ばし延ばしにして4日の夕方園に戻りました。
夫が送ることになってたんやけど、「やっぱり私も行く!」と園までついて行った。
新しい下着や冬物の洋服など沢山持たせる。(あぁ…名前を書く時の辛さたるや…)
ちぐはすぐにソックスを脱いで洗濯物ボックス?に入れに行く。よく覚えてるなぁ…と感心する。
そして二階のギャラリーに上がり、トイレに行って、ギャラリー真ん中にちょこんと置いてあるこたつから
「◯◯く〜ん、おかえり〜」と同級生の女の子が手を振ってくれ、すかさずシュッと入って仰向けにごろりん。
まだ帰省して無い方も多く、余裕しゃくしゃくで。
「ただいま〜、今年も◯◯くんのこと、よろしくね」
とお友達に挨拶し、これ以上いるとどうにかなりそうだったので帰る事にした。
こたつのちぐに手を振ると、さささっと振ってくれる。
先生方にお願いし、園を後にした。
帰りは後部座席でまたもや号泣…。


でも、今回の帰省中のちぐの行動で感じたこと。
初日に何処からか見つけて来た長い棒2本(つっかえ棒みたいな)を気に入ってずっとフリフリしてたんやけど、園に戻る時、その棒を大切そうに元の場所にしまったちぐ。今までは割り箸やらペンやら持ったまま離さず、取ると泣いて機嫌悪くなってたのに。そういえば癇癪起こす事も無かった。
かなり遅寝遅起きにはなってしまいましたが…^^;


でも凄いなぁ、ちぐ…。
浣腸の後もトイレできちんとできて。(トイレに座っているその間はずっと目は離さないが)



しっかりと成長して。
全てを受け入れて、「今ここ」を生きている。それもあたかも自然に…



そして1月8日。
ちぐが入所して一年が過ぎた。



それまでの私の人生でいちばん悲しかった日。
体調も最悪だった。アブラキサンで復活したが、これでもかと云わんばかりに夏には脳転移。
けれど、こうしてまた皆んなで新しい年を迎える事が出来た。
あたりまえの新年。
あたりまえの日常。



このことがどれほどの意味を持つ事なのか。
息をして、ご飯を食べて、排泄して、寝て、四季を感じて、青い空を見上げて、煌めく星空を仰ぐということが。
もう幾度考えたかわからないけれど、この想いは生きている限りずっと続いていくんだろうな。。




そんなこんなをまた改めて感じた新年の幕開けでした。




冬休みのもろもろの出来事、そして今日の今年初の病院での一連については後日…
こんな時間やしね…今年は早寝出来るのか!?←しようとも思ってないって?(笑)






ちぐが寝付いた後、トンッと手が横に来たので、やった!と、繋いですかさず写真を。
しかし真っ暗でフラッシュたいて、撮ったのを見たら、なんと真横にぐれりが写っていた!
毎晩私の胸元で寝ているぐれりだけど、こんなとこにいたなんて〜(笑)


ちぐが園に戻った1月4日の夕暮れ。
見た事もないような綺麗な三日月だった。あいにくハッキリ撮れなかったけど…









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※コメントくださる皆様、新年早々からすぐさまリコメ出来ず本当にすみません。
闘病の何よりの力となる皆様からのありがたいコメント全て読ませて頂いております。
ゆるりリコメに(出来ずじまいの時も…ぐすん)なるかと思いますがどうかお許しを…m(_ _)m