医療の限界

沢山のコメントありがとうございます。
何と皆さんアクティブでらっしゃることか。
死を語り合う事は決してネガティヴな事では無いと思ってるので、何だかとっても嬉しくなりました。本当にありがとうございます。



さて。本日医大日也。
採血後、すぐに院内ドトールへ。採血で45分待ちもザラなのでラッキーだった。
がしかし、診察までには結局2時間半以上待ったのだが。
診察室に入るなり、
「ガンマはした?」
すでにガンマ病院からすぐに主治医に電話していたのでご存知なのだが、いつに決めたかはまだお伝えしていなかった。何故2月まで延ばしたかの経緯を報告する。
そして今後の治療法の話に。
結局、今の3剤に更にタイケルブを加えるトリプル分子標的治療法は国内では無理だと言われた。タイケルブだけネットや何かで個人輸入するしか無いと。
個人輸入となると勿論保険がきくなんて事は無いので全額負担となる。
となると…、タイケルブ1錠1690円。
1回に5錠だから1690×5で1日、8450円。一ヶ月を31日とすると、ひと月で261950円。
これにプラス、パージェタ+ハーセプチン+ドセ代となる。
ヒィィィ………((((;゚Д゚)))))))
なんか一気に萎えた。
後はまだ使ってないプラチナ系。(シスプラチン、カルボプラチンなど)
が、プラチナ系は副作用も強いことから(吐気、腎機能など)、標準治療としてはあまり使わず分子標的薬が使えないトリプルネガティヴが主に選択肢らしい。
どうしようもない時はカルボプラチンにハーセプチンを加えて使うしか無いとの事だが、私としては使うつもりは無い。(以前書いた通り)




「待望のT-DM1はがんセンターで5月頃から使えるようになるかも?知れないが、はっきりとは分から無い。
それまで何とかもたせないといけないが、今のままの治療法では効かなくなるだろう。
まぁ、T-DM1も、今の状態では絶大な期待は出来ないだろう」
って…。え?
それなら例え今、T-DM1が使えたとしても…って話?
何だか、今の治療に影が見え始めた頃から、もう治療法は無いですね感ばかりを醸し出されてる気がするんやけど。
緩和ケアに行くしかないよ、的な。



先日のCTでは縮小している部分と増大している部分がある。今の治療がまるで効いて無いという訳では無い。なので、とにかくガンマが終わるまでは今のままで行きましょう。という事になり、5回目投与となった。




ガイドラインの治療法を殆ど使い果たした今、がんの3大療法(放射線療法、化学療法、外科療法)の限界を感じてはいるが、かと言って今までの治療を後悔している訳では無い。それは8年間、素晴らしい医師団と共に何時だって自分自身で選択して来た事だし、今更セカンドオピニオンを…なんて事も考えていない。西洋医学からかけ離れた目が飛び出そうなエビデンスの無い治療法をやってみようとも思わない。
決して諦める、という事では無く。
そう言った意味では最期まで諦める事は無いんやろうな…と思う。
ただ、あたふたするのだけは嫌やな…。
その時、その時の自分を受け入れて、それでいてその時にやれること、やらなければいけない事がきっとあるはず。
それだけは見失わないでいたいな…と思う。








ドトールにて。
カプチーノにしたけどやっぱりソイラテにすべきだった…。
カプチーノは例の珈琲豆屋のカプチーノに勝るもの無し!
お昼は投与日恒例、弁当持参。今日は、
鶏肉と里芋と厚揚げの煮物、ひじき入り肉団子、卵焼き、ウインナー、瓜漬け、じゃこと梅と青菜の炊き込みご飯。←(じゃこと梅ぼしを入れて炊き、炊き上がって混ぜる時に刻んだ青菜を入れる、超簡単でしかも美味しい!)
を食べた後、ドトールのスイートポテトちゃんを…♡
テイクアウト水は薬用(笑)。



夕食はカニ鍋にした。
治療日の夕食は鍋かおでんかカレーかシチューか。
冬はやっぱり鍋よね。
〆の雑炊…あーうまうま^^;



帰り着いたら玄関先にパンが届いてた!娘のトトロパンにわての豆パン。←4個!ふっふっふっ…これがまた激うまなのだょ。ふわっ、しこっとした柔らかくて白い生地に金時、うぐいす、ひよこ豆が溢れんばかりにはいっていて…ん〜、たまらない!
柳吉はん、ありがとなぁ〜(涙)




美味しいものとそれを食す楽しい時間は医療の限界をも超越するのであった。。。








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