雪の日の妄想


2014年2月6日・木曜日・雪→雨


朝から冷たい雪が降り続いている。
しんしんと降ると言うよりも、風まみれで吹き荒れている。
今朝は何だかバタバタしていて玄関まで見送らなかった。
傘を持って行くように言ったのだが果たして持って行ったやろか、子供たちよ…。
闘病中でもまだ元気な頃は土砂降りな日は娘、次男(ちぐは毎日お迎え行かねばならなかったが)、長男と3人ズレずれにお迎え行ったものだが。もうそんな事は出来ないょ。自分の事は自分で責任持ってちゃんとやってくれないとね。


今日は何時にもまして気分いまいちでずっと横になっている。
右側にジジ。左側にぐれり。さながら両手に花と団子と言ったところか^^;


ポタポタしとしとと降り続く雨音(雪の量が少ないのですぐ溶けてしまって雫の音がする)を聴いているとまたもや昔の想い出が蘇って来る。
この雨音を聴けるのはこの家が古い平屋建てだからだ。古い家は寒いしあちこち傷んでしょっちゅう直すのにお金もかかるし大変なんだけど、何だか落ち着く。
子供の頃の家も古い家だったので、新しい綺麗な家に行くと「いいなー」なんて思ったりもしたし、横浜にいた頃はマンションにも住んだが、それでもやっぱり古い家はいい。



小学生の時。
お屋敷みたいな古い家に住んでた友達がいて、その子と遊ぶ時のあのワクワク感と言おうものなら。今思うに、私はその子と遊ぶ事よりも、その家に行きたかったのだ。失礼な話だが。
玄関を入ると薄暗く冷んやりした広い土間があって、そこを上がると囲炉裏もあって、仕切り戸や綺麗に磨かれた廊下も黒光りしていた。座敷をぐるりと囲むように広い縁側があり、庭に下りて行ける。
友達はうさぎを飼っていて、土間でうさぎにキャベツをやったり縁側をダーっと追いかけっこする。奥の部屋にはおじいちゃんがいて、筆で何やら書き物をしている。
(この家は一体いつ頃建てられたのだろう…。もしかして髪を結って着物を着た人たちがいた頃かな…)
なんて幼心の妄想は止まらないのだった。
そう、何と言っても古い家は色んな妄想を巡らすのにもってこいなのだ。
森鴎外夏目漱石が住んでいた家とか。吾輩は猫であるに出てくる猫のくぐり戸!
それとも祖父と一緒になって時代劇とか観まくってたからなのか?
ん…?これはもしかして今の娘と全く同じではないか(笑)
しかし、成長してもこの昔好きはおさまる事は無く、高校生の時、気の合う友人との会話にも「下手人」だの「盗っ人」だの言ったりして笑い合っていた。
今ですら先日、「あー、三味線習っとけば良かった。着物着て三味線弾いてみたい。今となっては指がなー」とか言って友人から大笑いされた。



ん……?
もうこんな時間?(2時半)
今日はあまり食欲無いけど、薬飲まんといかんしな…。
しばし離脱。





……しばしのつもりがこんな時間に。(11時45分)
今日こそは早寝をと思っていたのだが…
しかし今日の寒さはこの冬1番だったのではなかろうか。夕方ほんのちょっと買い物に出た時のあの突き刺さるような寒さ。でもこの空気感は嫌いでは無い。寧ろ真夏のもわ〜っとした灼熱地獄の方が堪える。


あまりの寒さとキツさで今夜はシチューにしました。
私はいまいちだったので、熱々の湯豆腐と昨夜の里芋煮。ご飯は食べれない。
鰹節と葱の湯豆腐がたまらなかった〜。



あ。
今日はまたもや妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました。
明日は医大です。
ある意味分岐点になるかもしれない。
あー、白血球下がってるやろなぁ…。またノイトロジンか。くーーーーーっ(泣)







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