母との時間

母に会いに行った。
いろんな事があり、全然会いに行けなかった。
フリースのパジャマや母が好きなお菓子を持って行った。
暫く会えなかったから、さぞかし淋しがっているんじゃなかろうか…と心配してたのだけど、会ったとたん、キラりん!と輝く目で、ただただ会いに来た事を喜んでくれるのだった。
『時が経つ』ということ、時間の概念がかなり違ってきてるみたい…。



爪を切ってあげたり、顔の無駄毛の手入れをしたり、耳かきをしたり、おやつの時間にそばにいたり…。私に出来るのはそれくらいしかなかった。
その間も母は始終ソワソワしていて、一緒に帰る支度ばかりしていた。



今日も昔からお付き合いの母の友人の方と一緒に行ったので、後はお任せしてひと足早く帰る。
私が会いに行けない時も、いつも母の事を想い、会いに行ってくださる。母にも、私にもどれだけ心の支えになって頂いていることか。感謝してもし尽くせません。



帰りの車の中ではまた涙だった。
でも、あのままの状態で一人暮らしだったら、今の元気な母はいなかったかも知れない、と思う。




独りが嫌いだった母…。
でも今は独りじゃない。たくさんの方々が見守ってくださっている。





寂しくないよね、お母さん…
お母さん、、、
ごめんなさい、なんにもしてあげられなくて。
ごめんなさい、こんな娘で…











いつも「ここ」へ来てくださり、ありがとうございます。。。