病院での週末

2014年・3月15日・土曜日・晴れ

待ちに待った週末！
今日はみんなと会えるかな…。
昨日とは打って変わっての良い天気。
また寝が浅く、朝うつらうつらしていて、なんかドアが開いたみたい？とふと見たら、龍だった！
4時半起きで、また始発で来てくれた！（泣）
売店でサンドイッチやおむすびなど買って来ていて、一緒に朝食を食べる。
さぁ、至福の1日の始まり！
しかし龍、今回の私の病状を先生から告げられた時からかなり神経質になっており、嫌いだったマスクはずっと着けてるし、部屋の入口の手指のアルコール消毒を何回しに行くことか。
「だって、ちょっとの菌ですら、闘う力が無いって先生言ってたじゃん」
「ずっと椅子に座ったままじゃ疲れるから、上半身だけでも、ベッドに横になったら？」
と言うと、
「いや、布団に菌が着くかも」
なんて言ったりして。

土日は放射線照射はお休み。
午前中は抗生剤の点滴（1日2回だったのが1回になった！）と、栄養剤の点滴（これは夕方までと長い）。
それから排便の為の座薬。
毎食後の水薬、カマグ（酸化マグネシウム）、就寝前のセンノサイトなどを内服しているが、今だに「コレだ！」という感覚を掴んでいない。
オキシコンチンによる便秘コントロールは本当に難しい。
たかが便秘と考えてはいけない。
医療用麻薬の副作用による便秘は時には便が石のようになり、看護師さんからかき出してもらわなくてはならなくなるらしい。
退院までには排便コントロールも出来るようになることも目標のひとつ。

さて、そんなこんなをしてるうち、お昼過ぎ、夫と娘登場。
娘、リュックにいろいろ詰め込んで来ており、ホワイトディにロッキングチェアさんから送られて来たキャンディやらお手紙やらを見せびらかす！（笑）

あっという間に時間が過ぎ、4時半からのピアノに間に合うように帰った。
龍はまだいてくれると言うので、
「りーちゃんもちーたーと一緒に電車で来たい！」
なんて、ぶちぶち言いながら帰った。また明日来てくれるかなぁ…。
龍は今日も8時までいてくれた。

そして今日は福岡の従姉妹たちもお見舞いに来てくれた。
幼い頃は本家に盆、正月、などで集まっていたが、成人してからは私も横浜に居たし、それこそずっと会っていなかった。
今日は、久しぶりに幼い頃の想い出話に花が咲き…。
二つ年下の従姉妹も全て覚えてくれていて、もうそれが嬉しくて話していてまた泣いてしまった。全くどこまで涙腺やられてるんだか。
でも、祖父母の事や、母の事、天国にいる叔父たちの事を同じ想いで一緒に語らえるなんて、こんなに嬉しい事は無い。
忘れられない記憶…。
若すぎる頃はその扉は閉まっている時もあるだろうが、こうしてまた必ずその記憶の扉は開かれる時が来て、二度と戻れぬ時に狂おしい程の想いを抱く時がある。
記憶とはそうしたものなんだろうか…。
「今度、一緒に昔のアルバム見よう！」
と約束した。
素敵なお花とお菓子ありがとう！

夕方、友人と、篠崎先生もいらして下さった。
篠崎先生から天然の美味しいパン、沈丁花、つくしをいただく。
友人からは夫に料理本！子供達も一緒に作ってくれたらいいけど…って！
目指せ！自炊男子！
これからの時代は男子も普通に料理出来なきゃいけません！

今夜の夫料理。
がっつりアメリカンステーキにサラダ。
ペンネのトマトソース。
肉好き龍、写メ見て唸ってました。
また作ってもらい〜（笑）

ぐれり！元気です。
龍がいつもiPadでにゃんずの動画を撮って来てくれます❤

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