患者に寄り添う医療

2014年3月19日・水曜日・晴れ(暖かい)



放射線照射9回目。
全10回の予定だから、残すところあと1回となった。
放射線は胸骨、仙骨、そして今回の脊髄と3度目で(ガンマナイフも入れれば5度目)、照射の度思うのだが、照射自体が目には見えない線であり、点滴みたいに身体の中に入って行くのが分かる訳ではないので、
(ホントにこれで大丈夫なんだろうか…)
といった思いがチラリと過る時がある。
しかし、実際に自分の身体がその不安をかき消してくれる。
現に、初めはストレッチャーに完全に寝てから移動。照射台に移る時も寝たまま移動させてもらっていたが、今は車椅子で移動し、照射台へも自分で上がる。
うがいのポーズはまだ無理だが、痛みは確実に楽になった。
ポツンと出現していたあの転移巣を、ガンマナイフ同様、今回も放射線は撃ち抜いてくれたのだろうか。



乳腺外科部長O先生、N主治医、と夕方遅くまで、様子を見にいらしてくださる。
「あなたは薬が良く効くタイプなんですね。いろんなタイプがあって、全く効かない方もおられるんですよ。
これからも、効く!という思いで頑張って行きましょう」と…。

主治医とは、退院後の生活についても話し合っている。介護保険の事なんかも含めて。


本当に、もう全てにおいて、患者の立場になっていろんな事を具体的に一緒に考えてくださる。
こんな事は大学では無かった。支援センターは有るから、患者が相談に行けばそれはきちんと対処してくれるのだろうが。
主治医自らそのような事まで視野に入れてお話いただけるという意味で初めての事だった。
不安な事も、何でも相談出来る。これが本来のがん医療の姿なんですね。


脊髄照射が完了すれば、さぁ、では治験はどうなるか?になる。
そう、そもそも私は治験の為にここへ来たのだから。
来週、また造影CT。肝機能や、今の状態を把握し、これからの事を検討して行く。

何としてでも2回目投与が出来ますように…。
今の私に最善の治療を選択出来ますように…。
祈るばかりです。







今日はまたまた介助浴に入りました!
湯船に浸かると貧血起こしそうだったので、シャワーのみ。
やっぱり気持ちイイ!
お風呂っていいね。
身も心もサッパリします。



そして…。
今日は柳吉はん(友人、因みに女性)が、ドトールの豆乳ラテと共に登場!
おうちdeスタバならぬ、病室deドトール開催となりました。
ピクルスドッグも半分いただき、衝撃を受けました。
何せ、こちとら「味無し」に慣れきってしまってるもんで(笑)。
モスのポテトにちょっとだけケチャップつけて…とかもやってみたいなぁ…。









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