脊髄照射終了


2014年3月20日・木曜日・曇り雨(寒い)



朝から曇り空。
時折ザーッと雨の一日だった。


さて。
6日の夕方、緊急頚部MRI撮り、脊髄転移発覚。翌日7日から照射し始めた放射線全10回が今日で無事終了しました。
本当に、過ぎてしまえばあっという間。
終了日なので、放射線科ドクターの診察もあった。

痛みはどうか?
手足の痺れ具合はどうか?
など聴かれる。

痛みは完全には取れてないが、照射前とは全然違う。
手足の痺れはあるが、足首から下、手は手のひら、指先が酷い。

「それは脊髄からでは無いようですね。脊髄が原因なら、首から下の力が抜けます。
やはり抗がん剤の副作用が抜け切れないんでしょうね」との事。


脳と脊髄は一続きだから、脳転移があれば脊髄転移が来ても想定内だという事。また逆も言える。要するに、今の私の状態はどこにどう出て来ても不思議じゃないという事だ。

この先、また脳転移が出て来た場合、ガンマナイフはまた出来るか?をお聴きする。
「それは問題無いですよ」
そして、
「今回、治験での入院中で思わぬ事だったでしょうけど、早く発見し、治療出来てよかったですね。縁あってがんセンターに来られた訳だし、これからもベストな治療を見つけて行ってくださいね」
と、ここでもドクター直々からあたたかいお言葉をいただく。
感極まり、お礼と、かたい握手で診察室を後にした。



そして10日間お世話になった技師さんたち。
照射室はいつも音楽が流れていた。
若いイケメン技師さんと、
「◯◯さん、白のビルケンお揃いですね。履きやすいから、3足目なんですよ」
「ですょね!私も入院の時はいつもコレなんです」
ビルケン話で盛り上がったり。

「10日間、お疲れ様でした。
初めはストレッチャーでいらしてたのに、凄い進歩ですね。良かったです!頑張られましたね」

と、ここでも温かいお言葉と笑顔…。
勿論、「ありがとうございました」としっかり握手でした。
私の握手癖は、天国にいる大好きな叔父譲り。握手好きだった叔父は私が幼い頃から別れ際にはいつも握手してくれた。


握手はイイ。
しっかり心がひとつに繋がった気がして。
優しさと、凛とした感に溢れる。




さあ。
これでまた一つ、目の前のやるべき事が完了しました。
来週から今後へ向けての検査と検討が始まります。


次々と……
想像だにしなかったいろんな事が起きるけれど。




私は前に進みます。







このマスクを被って毎回照射を受けます。
首辺りには照射位置を合わせるマーキングがなされています。
思えばこのマスクの型取りから始まったんだった。
「すみません、マスクの写真撮らせてもらっていいですか?」
とお聞きしたところ、
「何ならお持ち帰りくださっていいですよ。そのマスクは◯◯さん専用なので」
と言われたので、もらって来た!(笑)
1割くらいの患者さんが持ち帰るんやて。私はその1割ということか(笑)





そして…。
ハイ、今夜のうちの晩ご飯。
親子丼。
ツナサラダ。
うむ…なかなかウマそうではないか…


因みに昨夜はシチューだった模様。







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