西日本新聞2014.05/02

西日本新聞2014.05/02, 7面こだま掲載

がん闘病連載著者冥福祈る
T崎早織さん(福岡)
本誌の連載「生きている…」にがんと向き合う気持ちをつづった西冨貴子さんの訃報に心が沈んでいる。46歳。面識はなかったが、7年前、同じ乳がんで姉を亡くしたので涙なしでは読めなかった。胸の内を掘り下げ、病を冷静に受け止めて屈しない姿勢や、家族への思いがひしひしと伝わり、毎回心を打たれた。陰ながらお元気になられることを祈った。だが、脳転移、脊髄転移…つらい治療をされていた。
家族とずっと一緒にいたいがために挑んできた過酷な治療。肝機能低下で薬の投与自体が命を脅かしかねず、自分で考えて決断する冷静な視点を貫かれたそうだ。8年10ヶ月の闘病生活。優しい家族に支えられ頑張った西冨さん。私も「きつかったでしょう。やっと楽になれましたね。ありがとう」言葉をおかけしたい。「生きている…」は、魂の静かな叫びとして私の心に深く響いた。ご冥福をお祈りします。

西冨さん連載勇気をもらった
Y山清美さん(長崎)
本誌「デスク日記」で、乳がんの体験をつづった「生きている…」を連載されていた西冨貴子さんが46歳で亡くなられたことを知った。私は5年前、検診を毎年受けていたにもかかわらず、乳がんと告知され、すぐに6か月間の術前抗がん剤治療を受けていた。乳がんが見つかった時はショックで、悩み苦しんでいた。そのころ、入院中の私に、夫が持ってきてくれた本誌の連載が目に留まった。何度も読み返しては、どれだけ勇気をもらって今まで頑張ってこられたか、言葉では言い表せない。3人の子育てをしながらのがん治療は家族の方々も大変だったと思う。最近、元気になられたとばかり思っていた。西冨さんのあまりにも早過ぎる死が残念でならない。

投稿していただいたお二人、ありがとうございます。
妻についての投稿を採用していただいた西日本新聞担当の方、ありがとうございます。
その他沢山のお手紙等届いていたと聞いております。
それと、更新が遅れていましたこと、お詫び申し上げます。
通夜、葬儀に来て下さった方々、お花やお悔やみをいただきました方々に満足にお礼も出来ていない状態です。
大変申し訳ございません。
まだまだ色々なことが片付かず家族で日々忙しくしております。
他界してから3週間、あっという間に過ぎてしまいました。
私なりに色々と考えさせられる事、引き継げること、色々とあるかと思いますので
少しずつですが、更新したいと思っております。
よろしくお願いいたします。

夫R

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