化学療法の副作用による色素沈着には…


昨日は久しぶりの晴れ間でした。
ここぞとばかりに掃除洗濯、布団干しにしばし没頭。
しかしほどなく、疲れて少し横になった。
はぁ。。。
ほんとに体力ないよなぁ…
日頃の超睡眠不足を少しでも解消すべく、横になったはいいけど、寝ることは出来ず…何だかキョロキョロ!(◎_◎;)
どうもわたくし、がんになってから、特に再発してからというもの、な〜んか落ち着きがない。何だか、ゆ〜ったり何にもしない時間がとってももったいなく感じてしまう。かと言って、掃除や片付けしてても、あれやこれや手をつけてしまい、全然はかどらない。
思うに、この変なカンジ…あぁ…アレです。
この自分が本来の自分でないような、言いようのない変な感じ。
ホルモンです。ホルモン療法の副作用…。
メンタル面も、感情の浮き沈みが激しい。
いかんいかん。
これはもう肩の力を抜いて、深呼吸して、宇宙に想いを馳せたり(でました!)するしかないな…



そんなこんなでものの10分程しか横になれず、カーペットやら毛布やら所狭しと干しまくっていて、ハッ!とした。
(いかん!この直射日光!)
今こそ化学療法中でないものの、昨年の九月末までは、ほとんど抗がん剤漬けだった私。(途中、休薬期間はあったものの)
抗がん剤は、フルオロウラシル(最初に投与したCEFの中のF)や、ゼロータ、TS-1など、5-FU系の薬剤を投与していると、色素沈着が酷くなって来る。シミはもとより、顔全体が黒ずんだかのようになり、手の甲や足、爪までも真っ黒に((((;゚Д゚)))))))
あれには参りました(泣)脱毛だけでもどん底な気分なのに、追い討ちをかけるかのような色素沈着…。女性には堪え難いものがあります。
買い物してレジで精算する時、財布からお金を出す自分の手を見るのが嫌だった。
あの頃の私…顔色ちゃあ青黒く(青白いならまだしも、青黒いのだ)、深く被ったニット帽(万が一帽子が脱げたりしようものなら最悪!なので、私はニット帽の下に、更にバンダナを巻いていた)、メガネ(めんどくさくてコンタクトする気起きず)にダウンジャケット(あの頃冬真っ最中)、顔を覆いつくす程のデカいマスク、眉毛は無いし……一度、当時小2だった長男に言われたひとこと…



「ママ、強盗犯みた〜〜〜い」 ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘



コホン…
話がそれました。スミマセン…
で、この色素沈着…エンドレスな抗がん剤。先は長い。何とかならないものかと考えてた矢先。故、小倉 恒子先生著書の「乳がんが再発した人の明るい処方箋」を読みました。そこには…


黒っぽい顔色になった時の特効薬は
「ビタミンCとトラネキサム酸(トランサミン)です」
と書いてあるではありませんか!!!
これらの薬は、皮膚科でシミや肝斑の患者さんによく処方されるのだそうです。
もう!キラリん!!ってなったのは言うまでもありません。即行、次の外来で(以前の)主治医に頼みました。すると、
「?トランサミンは、外科的には出血を止める為に使われるお薬ですが」
ほ〜…薬って、使い方や組み合わせでいろいろあるんだな〜そういや、トランサミン扁桃炎で耳鼻科でも処方されたことがある。
フムフム……一つ学ばせていただきました。
で、心優しき主治医は、私の思いを察してくださり、快くビタミンCとトランサミンを処方してくださいました。
おかげで、色素沈着も、治まり、化学療法終了後、だんだんともとの肌に戻って行きました。


今、脱毛や色素沈着真っ最中の闘病中のみなさん。
さまざまな副作用は、治療終了後には必ず治まります。
治療中のモチベーションを高めることに集中していれば、大丈夫!
そのうち髪も生えて来るし、黒ずんだ肌も白くなります。
私は、スキンヘッドなんて、そうそう体験出来ることぢゃないゾと気持ちを切り替え、ちょっとずつ伸びていくベリーベリーショートヘアを楽しみました。
音楽も、THE CULT、IGGY POPやら、SOCIAL DISTORTIONRANCIDなどなど、モチベーションがUP↑↑↑↑↑する曲を聴いていた。
クラシック好きなのに、ハードロックやパンクもたまらない二面性なアタシ……♪♪♪
変かな…?







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