号泣とやらなければならない事と…。

一日はこんなにもあっという間に過ぎてしまうのですね…。
昨日の朝。
あんなに遅寝したちぐでしたが、毎日早い起床だからか、家でも早い目覚め。
散々お茶を飲んでいたから、失禁もあり朝からシャワー浴びせたり、布団をサッと洗って干したり。
このかんかん照りも布団干すのにはイイですね。


そして一緒に朝ごはん。
園に戻るのは夕食にギリギリに間に合うようにしてたのだけど、やらなければならない事が結構あり、ゆっくりする事はあまり出来なかった。
新しい敷パット、ランニングシャツ、パンツ、ソックス、好みのおやつを持たせなければならなかったので、これは夫と娘に買いに行ってもらいました。
私はといえばその間、ちぐの浣腸を。
完全に出き切るのには2時間くらいはみておきたい。
夫たちが帰って来てからは名前書きにしばらくかかりました。
書きながらまた号泣…。
ちぐは横でDVDを見てご機嫌。
映画とかのDVDでは無く、以前の学校で撮って頂いた小学部、中学部での思い出のDVD。
私が観て置いておいたのをすぐに発見したのです。
書きながら一緒に観つつ、また号泣…。


そしてチーズスフレを食べ、園では毎日お風呂ではないのでまた夫がシャワーを浴びせたりしていたらもう園に戻る時間に…
荷物を先に車に積み、しばらく外で写真撮ったり…。
ちぐは全てを分かってる子だから、また園に行くんだ…という事も分かってる。
でも、泣きわめくでも無く、車に乗って、号泣しまくって手を振っている私に小さく手を振って行きました。
現実を、現実だけをしっかり受けとめ、生きようとするちぐ。
号泣しまくりの私。
そう…、ここでいつも私はちぐに教わっている…。

車が出てからすぐさま園に電話してしまい、号泣しながらいろんな事をお伝えしました。



そしてこの日。
サプライズの如く、毎年会っていた横浜の友人がご主人のご実家に帰省する時に立ち寄ってくれた!
年末、症状が急降下した時も会いに来てくれて。
今回はちぐにも会ってもらえて、よかった…
きっとまた会えるよね…!信じてる。。。
来てくれて本当にありがとう…もちろんご主人にもなのだけど、弟さんでおありになられる彰さんにお会いしてみたかったなぁ。。。彼はもうパリへお戻りなのでしょうか…
2012年の時のBlogにカレンダーを掲載させて頂き。画展へ伺った時のあの心が蘇り…支笏湖みたいな…岩絵の具…
いつかきっとお会い出来る…え?パリへ?まさか無理無理。
いつかどこかで…と想っておくことにします。







今回のちぐの帰省で考えたこと。

闘病しながらのちぐの事や3人の子育ては
「これをやる為にはどうすればいいか…」
という段取り尽くしだったけれどそれがあったからずっと頑張って来れたんだろうな…。
ちぐの就学前の発病だったから、小学部からずっと闘病中だった訳だけれど、ちぐの給食試食会に行った時(3人の試食会、殆ど行っている^^;)の写真がDVDにあったのだけど、
「なに!?この普通に健康そうな姿は!」
という時もあり…
闘病中って(術後化学療法も含め)、将来の為とか、子供達が成長する事を夢見たり、また自分自身も生きるという事自体が目標とか夢とかあった様な気もするけれど。
でも、子供達の事も、自分自身の事も、本当に大切なのって、その瞬間しか無いんやな…と思った。
そしてその成長の一瞬を共に過ごして来れた事がどれだけ幸せだったか…。
いや…。
何か変な?感じ方かも知れませんね。何だかもう諦めたかのような?
決してそうじゃない!と自分自身に言い聴かせてます。
やっぱりこの今の外見的変貌の凹みはやっぱり大きい〜(泣)
そしてこの体調の変化。
ガンマナイフをしてから左手足の痺れは治まって来るかと思いきや、ここ1週間でかなり酷くなって来ている。
そもそも左手足の痺れは脳転移からでは無いだろうとの診断だったが…。
仙骨の悪化なのか?

悪化にしても、副作用にしても、ここまで身体に出て来る事は今までは無く、やはり全身状態がそこまで悪化しているという事なんやろうな。
前向きに治療するんだ、という事と並行して、動けるうちにやらなければならない事はやっておかなければという思いが強くなって来ている。





そして今日。
この状態で、朝から片付けまくり。
朝食作り、洗濯、掃除、娘の上靴、通学靴洗いまくり、梅雨時に新しくしたばかりの湿気取りの水分がもう満杯になってるの見てイラッとしたり…
もうこの左手足のおかげで足も引きずりながらで何か危ないΣ(゚д゚lll)
で、さっきまで写真のデータや子供達を撮って来た想い出のビデオテープなどの整理。
マスキングテープに油性ペンで書きまくって貼ったり。
しっかりした小さな箱に整理しました。
写真のデータも整理しよう…。
今までずっと気になっていた事ではあり、でも、(まだいいや…)なんて本腰入れてなかったのだけど。
そうではいけない。
ということを身体が感じてるんでしょうね…。それがどうしようもなく哀しい。
でも…いけないいけない。
しっかり向き合わないとね…。
思い通りに動けなくなるという時は必ずやって来る。
その時の後悔をほんのほんの少しでも小さくしておかないと。
やらねばならない事はまだまだ山積み。








そして明日からアバタキスタートです。






BGMはGlenn GouldBrahmsの間奏曲集。
ちぐ、寝てるかなぁ…








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